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2018INAS知的障害者スキー世界選手権大会
2日目スプリント・クラシカルの結果!
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国際知的障害者スポーツ連盟(INAS)主催の2018INAS知的障害者スキー世界選手権大会が2月27日(火)からポーランドのザコパネで開幕し、大会2日目の男女スプリント・クラシカルが行われました。
日本からは5選手が出場し、青柳伶奈選手(北海道美深高等養護学校あいべつ校)が6位に入賞しました。
男子の村越裕太郎(特別養護老人ホームあかね園)は10位でした。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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2018 INAS知的障害者スキー世界選手大会:2日目
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■開催日/2月28日(水)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/-8時間
■開催地/ポーランド ザコパネ
■天候/曇り ■気温/-17℃ ■雪温/-14℃
■開催種目/クロスカントリー・スプリント・クラシカル 男女1.2㎞
●競技方式
予選を行い、準々決勝、準決勝、決勝を行うノックアウト方式。
男子は予選上位16人が準々決勝、8人が準決勝へ進み、女子は予選7人が準決勝へ進む。
準決勝は2組に分かれ、各組上位2人が決勝へ進み、決勝は4選手で競う。
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■男子
村越 裕太郎(特別養護老人ホームあかね園) 10位(準々決勝進出)
角谷 真人 (雪国の宿 ホテル高半) 14位(準々決勝進出)
阿部 昂平 (社会福祉法人 伸康会) 15位(準々決勝進出)
[優勝:イバン・ヴォレゴブ(ロシア)]
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■女子
青柳 伶奈(北海道美深高等養護学校あいべつ校) 6位(準決勝進出)
中澤 恵 (長岡市立高等総合支援学校) 7位(準決勝進出)
[優勝:ヴィクトリア・プロコフェバ(ロシア)]
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■談話
▼青柳 伶奈 選手(北海道美深高等養護学校あいべつ校)
1日目のショートフリーでは、納得いく走りができず、とても残念な気持ちでした。>
今日のスプリントクラシカルでは、昨日よりも体が動いて6位に入賞することができ、とても嬉しかったです。>
でも、海外選手と力の差を感じています。>
まだ大会は続くので、自分の力を出し切りたいと思います。
▼莅戸 剛仁 ヘッドコーチ(北海道鷹栖養護学校 教諭)
大会2日目は、クロスカントリースプリントクラシカル・男女1.2㎞が行なわれた。
男子1.2㎞に村越裕太郎、角谷真人、阿部昂平、女子は青柳伶奈、中澤恵選手の代表全5選手が出場し、青柳が日本最高位となる6位の結果だった。
一日目に続き、気温、雪温ともに低かったもののコース状況が良好の中でレースは行われた。
出場全5選手が予選を通過、男子が準々決勝、女子が準決勝に進んだ。
女子の青柳は準決勝1組目3人でスタートしたが、前を走る二人に引き離され3番手でゴールした。公式成績は予選と同じ6位だった。
男子の村越は予選を10位で通過した。準々決勝3組目4人でスタートし、離されないよう粘り強く走ったが、終始3番手で追い上げることができず、そのままゴールした。
過去この種目を経験している選手もいるが、スプリント自体が初めての選手もおり、レース運びやコース攻略に課題は残ったが、初戦より各選手の調子が上がってきている。
今日のレースをしっかり振り返り、課題を修正し、後半のレースに臨みたい。
他、出場選手の結果は中澤が7位、角谷が14位、阿部が15位だった。
明日、3月1日は、男女それぞれのリレーと男女混合があるので(男子2名、女子1名で編成)、メダル獲得を目指す。
前半2レースでは、他国の勢いに押され気味なので、リレーでメダルを獲得し、最終日につなげたいと思う。
引き続き、応援よろしくお願いします。
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今シーズンのスケジュール
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2018年
2月27日~3月2日 INAS 知的障害者スキー世界選手権大会 ポーランド
3月10日~18日 平昌パラリンピック 韓国/ピョンチャン