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WPNS世界パラノルディックスキーワールドカップ第3戦 2日目の結果
バイアスロン・スプリントで出来島桃子選手が8位、佐藤圭一選手9位
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世界パラノルディックスキー(WPNS)主催のワールドカップ(W杯)第3戦が2月1日にドイツのフィンステラウで開幕し、大会3日目の男女バイアスロン・スプリントが行われました。
日本からは2選手が出場し、男子立位の佐藤圭一選手(エイベックス、愛知県名古屋市出身)が射撃ミスは1発のみで9位、女子立位の出来島桃子選手(新発田市役所、新潟県新潟市出身)は射撃で満射を達成し8位となりました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
出来島桃子選手
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WPNSパラノルディックスキーワールドカップ第3戦:ドイツ大会3日目
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■開催日/2月4日(火)
■スタート時間/午前12時00分
■時差/8時間
■開催地/ドイツ フィンステラウ
■天候/雪 ■気温/-1℃ ■雪温/0℃
■開催種目/男女バイアスロン・スプリント
立位7.5km
●競技方式
・1周ごとに1回射撃を行う
・射撃は1回5発を2回行う
・射撃のペナルティーは1発外すごとに1周150mのペナルティーループを周回する
※今回は雪不足のためにペナルティーはループを廻るのでなく25秒加算で行われた
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数)。()は内訳
例)P=1(0+1)=ペナルティー1。(1回目+2回目)
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【男子】
▼立位の部
佐藤 圭一(エイベックス) 9位 26分29秒2 P=1(0+1)
[優勝:ヴラディスラフ・レコンセヴ(ロシア) 22分16秒6 P=0]
【女子】
▼立位の部
出来島 桃子(新発田市役所) 8位 30分43秒4 P=0
[優勝:オレクサンドラ・コノノヴァ(ウクライナ) 28分18秒9 P=1(0+1)]
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■談話
▼出来島 桃子 選手(新発田市役所)
今大会のバイアスロン最後のレースでした。風の影響をあまり受けない場所で撃てたので練習通りの射撃ができました。
この後、クロカンのレースになるので、出場するレースで今の状態でのベストの滑りができるよう頑張りたいです。
▼小舘 操ヘッドコーチ(日本障害者スキー連盟専任コーチ)
本日WC3戦目、バイアスロン競技最終日スプリント種目が行われました。雪不足のため距離及び射撃回数を減らし、4回射撃を2回の射撃へ、ペナルティーを廻ること無く25秒加算方式で行われ、日本チームからベテラン2名が参戦しました。
一昨日同様横殴りの風が有り各チーム射撃に苦労しペナルティーを多く出している中、出来島選手10発すべて命中し8位、佐藤選手も9発命中し9位と射撃においてはそれぞれの能力を発揮できたレースだと思います。
しかし、世界選手権大会で上位入賞するためには、更に走力の強化が必要であることも明確になりました。今後更に走力の向上を目標にトレーニングを重ね世界選手権大会では、それぞれの目標を達成したいと思います。
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今シーズンのスケジュール
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2020年
2月1日~8日 WPNSワールドカップ第3戦 ドイツ/フィンステラウ
3月12日~15日 WPNSパラバイアスロン世界選手権大会 スウェーデン/オステルスンド
3月17日~22日 WPNSワールドカップ第4戦 スウェーデン/オステルスンド
3月16日~19日 VIRTUS 知的障害者スキー世界選手権大会