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ニュース
2021年3月18日
ノルディックスキーワールドカップフィンランド大会が開幕!

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WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップフィンランド大会 
今シーズン2戦目となるワールドカップに日本から代表選手8名が出場! 
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国際パラノルディックスキー主催のワールドカップ(W杯)第2戦が3月19日にフィンランドのボッカティで開幕します。
新型コロナの影響で日本代表は今シーズン初のワールドカップ参加となります。これまでトレーニングを重ねてきた成果を確認し、来年に迫る北京パラリンピックへの代表枠を獲得するための重要な大会となります。
世界トップクラスの新田佳浩選手、川除大輝選手、パラリンピック出場経験のある出来島桃子選手、阿部友里香選手、岩本啓吾選手に加え、新鋭の森宏明選手、柴田真聖選手、岩本美歌選手が出場します。なおクラス分けが実施されなかった初参加の座位の源貴晴選手、視覚の有安諒平選手(藤田佑平ガイド)はルーキーレースに参加します。

以下、大会スケジュール、選手・コーチのコメントとなりますので、ご確認の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。
尚、シーズン期間中は競技終了後に結果速報をリリースでお送りいたします。

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ワールドカップ第2戦スケジュール : フィンランド ボッカティ
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 3月19日(金)クロスカントリー・ミドル・クラシカル
   20日(土)クロスカントリー・スプリント・フリー
   22日(月)クロスカントリー・ロング・フリー
   23日(火)クロスカントリー・ショート・クラシカル
   25日(木)バイアスロン・スプリント
   26日(金)バイアスロン・インディビデュアル

            ※スタート時間は現地時間、毎日午前10時の予定
             (日本時間との時差+7時間)

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 出場選手/コーチ コメント
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*プロフィール内のB、LWなどは障害のクラス分け記号

【選手】
■男子
▼立位
≫新田 佳浩(日立ソリューションズ)
 にった よしひろ/1980年6月8日/岡山県西粟倉村出身/LW8:片腕障害

今シーズン初の海外遠征。各国が不安、期待がある中で大会が行われることに感謝します
シーズン当初はケガの影響もありましたが、大会が行われることで海外選手のとレースができることを楽しみにしています。

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≫川除 大輝(日立ソリューションズJrスキークラブ・日本大学)
 かわよけ たいき/2001年2月21日/富山県富山市出身/LW5/7:両腕障害

今回のワールドカップは今シーズン最初で最後のワールドカップになるので、自分の中で満足のいく滑りと結果を出せるように頑張ります。また、北京パラリンピックまで1年なので、今世界でどれぐらい通用するのか、今の自分に何が足りないのかを感じ取り、来シーズンにつなげられる滑りをしたいです。応援よろしくお願いします。

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≫岩本 啓吾(土屋ホーム)
 いわもと けいご/1995年11月20日/岐阜県飛騨市出身/LW3:下肢障害

今年は、コロナの影響で大会が中止になったりしましたが今回大会が開催される事に感謝したいと思います。
自分は今回クラシカル種目で今年練習した成果を出したいと思います。また今の順位や来年に向けて課題なども見つけていきたいと思います。応援をよろしくお願いします。

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▼座位
≫森 宏明(朝日新聞社)
 もり ひろあき/1996年4月26日生/東京都板橋区出身/LW12:下肢障害

今シーズンは、最初で最後の国際大会となりますが、北京パラリンピック開幕までは1年を切りました。「北京までの道のりはここから始まるんだ」というメンタリティーで、いま自分が持っている力のすべてをぶつけます。そして、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあるなかでご尽力くださった関係者の皆様方に心より感謝申し上げます。ここからまた一段ギアを上げてワンランク上の競技者となれるよう努力いたします。

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≫柴田 真聖(土屋ホーム)
 しばた まさきよ/1996年12月24日生/岩手県盛岡市出身/LW11.5:下肢障害

私は昨年、ルーキーレースに参加するため、初めて世界大会の場に立ちました。そこで、世界の選手達の走りを見て、ただただ圧倒されていたことを思い出します。それから一年、ついに自分がその場に立つと思うと、胸が熱くなります。今大会で結果を残し、目標とする北京パラリンピック出場を果たせるよう頑張りたいと思います。そして、このコロナ禍でも、出来る限り良い環境で練習できるようご尽力いただいたコーチ・スタッフの皆さん。競技活動を応援し、支えてくださった家族・職場の皆さんに心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

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≫源 貴晴(HOKKAIDO ADAPTIVE SPORTS)
 みなもと たかはる/1980年5月16日生/北海道出身/LW12:下肢障害

初の海外遠征となりルーキー大会としてレースに参加致します。まずコロナ禍において、大会が開催され本当に嬉しく思っております。海外大会に参加できることを協会スタッフ、企業スポンサー様に感謝致します。大会では、この1年間の成果を出し切り上位選手に少しでも近づけるよう努力し、レース中での難所に果敢にチャレンジをしてチャンスをものにします。応援宜しくお願い致します。

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▼視覚
≫有安 諒平(東急イーライフデザイン/杏林大学)
 ありやす りょうへい/1987年2月2日生/東京島出身/B3:視覚障害

競技を本格的に始めてから、コロナ禍で大会や合宿に制約が多い状況が続いてきました。今回のフィンランド遠征に関しても、スタッフの皆様を始め、関係の方々のご尽力で参加できることに心より感謝しています。ここでルーキーとしてワールドカップに参戦し、まずは実力を確実に発揮し、世界との距離感を適格に掴み、北京やミラノを狙う足掛かりとしていきたいです。日本のブラインドの選手の存在感を国内外に示していきたいと思います。

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≫藤田 佑平ガイド(スポーツフィールド)

いよいよ、私たち有安・藤田ペアが海外の地でルーキーとして参戦いたします。私たちにとって初のシーズンである今冬は多くの困難が待ち構えていました。しかし、それに負けずトレーニングに費やした努力を発揮できるよう、大会があることへ感謝しながら、全力で戦い抜きます。
私の目的は相棒である有安選手の最高のパフォーマンスを引き出す滑りをする事です。その結果としてパラリンピックへの切符も手繰り寄せることができればと思います。
応援よろしくお願い致します。

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■女子
▼立位
≫出来島 桃子(新発田市役所)
 できじま ももこ/1974年6月24日生/新潟県新潟市出身/LW6:片腕障害

コロナ禍で、大会が開催されることに感謝をし、今シーズン練習してきたことを出し切れるように頑張りたいと思います。

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≫阿部 友里香(日立ソリューションズ)
 あべ ゆりか/1995年10月7日生/岩手県山田町出身/LW6:片腕障害

2020-2021シーズンの最初で最後の大会が始まります。
まずこのコロナ禍で大会が開催されること、そして大会へ派遣していただけることに心から感謝します。今シーズンのワールドカップが全てキャンセルされ、先の見えない中、気持ちを切り替えてトレーニングを積んできました。年明け首の調子が悪くなってから、中々調子が上がらない日々が続いていましたが、今大会は、最低限今のパフォーマンスを出し切り、来シーズンに繋げられるように頑張ります。そしてしっかり自分の立ち位置を把握し、北京パラリンピックに向けて準備できる大会にしたいと思います。皆さんの応援よろしくお願いします!

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≫岩本 美歌(北海道エネルギーJrパラスキーチーム/雄山高校)
 いわもと みか/2003年4月10日生/富山県富山市出身/LW8:片腕障害

今回のワールドカップは私にとって約1年ぶりの世界大会で北京パラ出場がかかっているとても大切な大会です。今シーズンは新型コロナウイルスの影響でオフシーズンの間に約3ヶ月間練習をしていない期間を作ってしまいました。そこから体力や筋力を戻すのはとても大変でたくさん泣いて後悔しました。ですが先日の札幌大会では昨シーズンと同じレベルかそれ以上の結果を出すことができました。日本とは条件が違うところが多いですが自分の力を最大限に発揮できるように今シーズンラストの大会頑張りたいと思います

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【コーチ】

≫▼長濱 一年 長濱クロスカントリースキーチーフコーチ(日立ソリューションズ監督)

いよいよ今シーズン初のワールドカップを迎える。コロナ禍の影響により軒並み大会が中止となる厳しいシーズンではあったが我々クロスカントリーチームはこの日を待ち望み日々トレーニングに励み強化に取り組んできた。このフィンランド大会参戦にあたっては組織委員会及び関係各位の皆様に感謝の気持ちを示し2022年北京本番を見据えたチーム戦略確認と選手個々の現時点における世界ランキング確認と位置づけ臨みたい。またチャンスレースでは表彰台に立つことをチーム目標におきチーム一丸となって頑張りたい。皆様の温かい声援をお願い申し上げます。

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≫▼小舘 操ヘッドコーチ、バイアスロンチーフコーチ
 (日本障害者スキー連盟専任コーチ)

世界的に大変なコロナ過の状況の中、WCが開催される事に感謝すると共に、その大会に参加させて頂ける事に対し、関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。
我々は、昨シーズン世界選手権SWE大会会場入りし、レース前夜に中止を告げられ緊急帰国しました。その後も、国内合宿を行う事が出来ず何とか6月末から徐々に合宿、強化を行う事が出来る様になりました。先月は今シーズン初の国内レース、ジャパンカップin札幌大会にも参加出来、いよいよ今シーズン強化をして来た成果を確認、発揮する場を得ることが出来ました。
このレースが今シーズン最初で最後のWCとなります。気負う事無く今シーズンのトレーニングの成果を発揮すると共に、来シーズン本番パラリンピックに繋がるレースが出来る様サポートしたいと思います。皆様の応援が力となります。引き続き応援宜しくお願い致します。


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