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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第1戦 1日目の結果
女子立位の太田渉子が2位入賞!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第1戦が1月15日、フィンランド・ヴォッカティで開催され、男女クロスカントリースキー・スプリント・クラシカルが行われました。
日本からは4選手が出場し、女子立位の太田渉子(日立ソリューションズ)が2位に入り、日本チーム今季初となるメダル獲得となりました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下のとおりとなります。
【IPCノルディックスキーワールドカップ第1戦:フィンランド大会第1日】
■開催日/1月15 日(土)
■スタート時間/午前10 時
■時差/日本より‐7時間
■開催地/フィンランド・ヴォッカティ
■気温/-7℃ 雪温/-10℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・スプリント・クラシカル
■競技方式/予選から始まり、準々決勝、準決勝、決勝を行うノックアウト方式。
予選上位16 人が準々決勝へ。準々決勝上位8人が準決勝へ(4 人1組を4レース)。
準決勝は4人1 組で2レースを行い、各レース上位2人が決勝へ進出。決勝は4選手により行う。
■男子
▼立位の部
新田 佳浩(日立ソリューションズ) 準決勝敗退
佐藤 圭一(エイベックス・エンタテインメント) 予選敗退
[優勝:オレグ・ブルクト(ロシア)]
■女子
▼立位の部
太田 渉子(日立ソリューションズ) 2位
出来島 桃子(新発田市役所) 準決勝敗退
[優勝:アンナ・ブルミストロバ(ロシア)]
■談話
▼太田 渉子
今日のレースは、予選、準決勝では、先行逃げ切りで余裕を持ってレースに臨むことを想定していたが、想定通りのレース展開ができた。
決勝は、同じ障害を持つ4人の一斉スタートという事もあったので、最初から飛ばして、最後はバテてもいいと思ってレースに挑んだ。しかし、登りでピッチを上げられず、優勝したアンナとの体力差を痛感した決勝だった。
結果についてはうれしいけど、バンクーバー同様、また2位だったという思いもある。
登りのピッチをいかに上げていけるかが今後の課題である。
ホームグランドとも呼べるこのヴォッカティでのレースに、お世話になった人や友人がたくさん応援に来てくれた。その人たちの期待に対して、元気な姿を見せることができて嬉しかった。
また、会社、地元、友人など、日本から応援してくれている多くの人の声援が力になりました。応援ありがとうございました。また、良い報告ができるように次のレースも頑張ります。
▼荒井秀樹監督
バンクーバーパラリンピック・スプリントレース銀メダリストの太田渉子が、今季初レースで2位入賞した。予選を1位で通過し、決勝ではアンナ選手に後半逆転を許してしまった。この後のレースも日本チーム一丸となって戦いたい。