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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第1戦 4日目の結果
男子座位の久保恒造が2位入賞!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第1戦が、1月15日からフィンランド・ヴォッカティで開催され、大会4日目の男女バイアスロン・7.5kmが行われました。
日本からは3選手が出場し、久保恒造選手(日立ソリューションズ)が2位入賞を果たしました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下のとおりとなります。
【IPCノルディックスキーワールドカップ第1戦:フィンランド大会第4日】
■開催日/1月19 日(水)
■スタート時間/午前10 時
■時差/日本より‐7時間
■開催地/フィンランド・ヴォッカティ
■天候/曇り 気温/-5℃ 雪温/-5℃
■開催種目/男女バイアスロン・7.5km
●記録内Pはペナルティー(射撃で外した数)
■男子
▼立位の部
佐藤 圭一(エイベックス・エンタテインメント)5位 23分26秒8 P=1
[優勝:エリック・ウルセット(ノルウェー) 22分19秒0 P=1]
▼座位の部
久保 恒造(日立ソリューションズ) 2位 27分08秒7 P=2
[優勝:イレク・ザリポフ(ロシア) 25分49秒5 P=1]
■女子
▼立位の部
出来島 桃子(新発田市役所) 4位 27分53秒3 P=0
[優勝:マイヤ・ロイトノバ(フィンランド) 27分00秒7 P=0]
■談話
▼久保 恒造
毎シーズンバイアスロン初戦は命中率が悪く、シーズン後半に向けて命中率が上がっていく傾向にあるので、今日のレースでの2発外しは現実として受け止めている。また、レース1周目の入り方が非常に悪かったと反省している。しっかりと滑ることが出来ているので、次戦バイアスロン・パシュートでは今日の反省点をしっかりと修正し、大きな射撃ミスをせず、命中率90%を保ちたい。
今シーズンの目標である年間総合ランキングで表彰台に上がれるよう、一戦一戦しっかりと戦っていきますので、応援をよろしくお願いいたします。
▼荒井 秀樹 監督
バイアスロン初戦でシット男子 久保恒造が2位に入り、幸先の良いスタートを切ることができた。また、スタンディング女子 出来島が4位、スタンディング男子 佐藤が5位となり、全選手上位入賞することができた。
各選手共に命中率、射撃タイムが好調で、五輪バイアスロン元選手である阿部由香里コーチの3年間の指導がようやく成果として現れ始めた。阿部コーチは各国コーチからの評価も非常に高く、バイアスロンでこの好調を維持できるよう、阿部コーチを中心にチーム一丸となって戦い、次のバイアスロン・パシュートでは出来島、佐藤の表彰台を達成したい。