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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第1戦 6日目の結果
男子座位の久保恒造が初優勝!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第1戦が、1月15日からフィンランド・ヴォッカティで開催され、大会6日目の男女バイアスロン・パシュートが行われました。
日本からは3選手が出場し、久保恒造(日立ソリューションズ)がパラリンピック、ワールドカップを通じ、海外大会で初となる優勝を果たしました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下のとおりとなります。
【IPCノルディックスキーワールドカップ第1戦:フィンランド大会第6日】
■開催日/1月22 日(土)
■スタート時間/午前10 時
■時差/日本より‐7時間
■開催地/フィンランド・ヴォッカティ
■天候/雪 気温/-6℃ 雪温/-6℃
■開催種目/男女バイアスロン・パシュート
■競技方法/
・予選のトップタイム130%以内の持ちタイム選手が決勝進出。決勝では着順により順位が決定する。
・射撃は1回5発を2回行う。
・ペナルティー 予選:射撃を1発外すごとに20 秒加算。
決勝:1発外すごとに80mのペナルティループを一周。
●記録内のPはペナルティー。()は内訳
例)P=1(0・1)=ペナルティー1。(1回目・2回目)
■男子
▼立位の部
佐藤 圭一(エイベックス・エンタテインメント)9位 P=3(1・2)
[優勝:エリック・ウルセット(ノルウェー) P=0]
▼座位の部
久保 恒造(日立ソリューションズ) 優勝 P=0
■女子
▼立位の部
出来島 桃子(新発田市役所) 4位 P=1(1・0)
[優勝:マイヤ・ロイトノバ(フィンランド) P=0]
■談話
▼久保 恒造
前回の反省を生かして入念にアップし、今日のレースは射撃、滑り共に思い通りのレースとなった。
射撃では、前のレースでバラバラだった射撃リズムを特に意識し、きっちりと修正できた。滑りの方は身体の好調を維持し、板もよく滑っていた。
海外大会で初めての優勝となったが、率直に嬉しい。特に、目標としていたロシア・イレク選手に勝てたのは大きい。
今シーズンの目標である年間総合3位以内を目指して、最後まで気を抜かずに頑張っていきたい。
▼荒井 秀樹 監督
久保が射撃タイム20秒前後の安定した射撃で満射、予選を1位で通過した。
決勝でもノーミスで2回とも満射という100%の射撃を見せた。目標としていたロシアのイレク選手、ノルウェーのラーセン選手に圧勝した。
久保はパラリンピック、ワールドカップを通じて、海外大会初優勝という大金星を挙げた。この好調を維持し、明日のレースも頑張りたい。
これも久保を支えて下さった会社や地元、スポンサー、全国の皆様のおかげで、とても感謝しています。