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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第2戦 1日目の結果
男子座位の久保恒造が2位入賞!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第2戦が、2月15日、スウェーデン・ソルフィテオで開催され、大会1日目の男女バイアスロン・7.5kmが行われました。
日本からは3選手が出場し、久保恒造選手(日立ソリューションズ)が2位入賞を果たしました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下のとおりとなります。
【IPCノルディックスキーワールドカップ第2戦:スウェーデン大会第1日】
■開催日/2月15 日(火)
■スタート時間/午前10時
■時差/日本より‐8時間
■開催地/スウェーデン・ソルフィテオ
■天候/曇り 気温/-20℃ 雪温/-16℃
■開催種目/男女バイアスロン・7.5km
●記録内Pはペナルティー(射撃で外した数)
■男子
▼立位の部
佐藤 圭一(エイベックス・エンタテインメント)11位
27分06秒1 P=5
[優勝:マーク・アレンズ(カナダ) 22分26秒2 P=0]
▼座位の部
久保 恒造(日立ソリューションズ) 2位
28分59秒8 P=2
[優勝:ラーセン・トリグヴェ(ノルウェー) 28分19秒5 P=2]
■女子
▼視覚障害の部
鹿沼 由理恵(ディー・エイチ・エル・ジャパン)8位
ガイド/莅戸 剛仁(北海道旭川盲学校教)
39分44秒3 P=8
[優勝:ミカリーナ・リソワ(ロシア)ガイド/アレクセイ・イワノフ
26分35秒4 P=0]
■談話
▼久保 恒造
ワールドカップ第2戦の初戦を迎えるにあたって、フィンランド大会の好調を維持する自分との戦いという意識でレースに入りました。
起伏が多い厳しいコースだったので、いかに心拍を落として射撃を行うかが鍵でした。1回目の射撃は想定通り出来でしたが、2回目の射撃では心拍が高い状態で打った結果、2発のミスとなってしまいました。
身体の仕上がり具合はまずまずの出来なので、次のバイアスロンロングでも表彰台を狙っていきたいと思います。
▼荒井 秀樹 監督
久保恒造が1回目の射撃で満射とし、トップに立ったが、2回目の射撃で2つミスをしたために、ラーセン(ノルウェー)に逆転を許してしまった。しっかり呼吸調整をして、射撃に入るように指示をしていたが、十分心拍を落とした中での射撃が出来なかった。
次のレースでは焦らずに今まで練習してきたことをレースでも発揮できれば、優勝を狙えるところまできている。
次のバイアスロンロングは久保恒造の一番得意としている種目なので、今シーズン、総合ランキングチャンピオンらしいレースを期待したい。