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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第2戦 3日目の結果
男子立位の佐藤圭一が8位!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第2戦が、2月15日からスウェーデン・ソルフィテオで開催され、大会3日目の男女バイアスロン・ロングが行われました。
日本からは2選手が出場し、佐藤圭一選手(エイベックス・エンタテインメント)が8位、久保恒造選手(日立ソリューションズ)が11位となりました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下のとおりとなります。
【IPCノルディックスキーワールドカップ第2戦:スウェーデン大会第3日】
■開催日/2月18日(金)
■スタート時間/午前10時
■時差/日本より‐8時間
■開催地/スウェーデン・ソルフィテオ
■天候/晴れ 気温/-18℃ 雪温/-14℃
■開催種目/男女バイアスロン・ロング(12.5km)
■競技方法/予選なしの1ラウンドのみで競う。射撃は1回5発を4回行う。
ペナルティー:1発外すごとにゴールタイムに1分加算される。
●記録内Pはペナルティー数(射撃で外した数)
例)P=3(0・1・0・2)
()内は各回の内訳:(1回目・2回目・3回目・4回目)
■男子
▼立位の部
佐藤 圭一(エイベックス・エンタテインメント)8位
47分38秒7 P=3(2・1・0・0)
[優勝:エリック・ウルセット(ノルウェー) 40分48秒3 P=3(0・3・0・0)]
▼座位の部
久保 恒造(日立ソリューションズ) 11位
1時間00分10秒2 P=12(5・3・1・3)
[優勝:イレク・ザリポフ(ロシア) 48分05秒3 P=3(2・0・1・0)]
■談話
▼佐藤 圭一
レース全体を通して、射撃は呼吸調整をしっかりして、自分の射撃を行うことができた。滑りでは身体が全く動かず、悔いの残るレースとなった。
ライフルのメンテナンスが重要で、今まで銃のトラブルにより順位を落としていた部分もある。身体のコンディショニングと共に、レースで自分のパフォーマンスを最大限に発揮できるようになることが残るレース、そして世界選手権に向けての課題と捉え、しっかりと戦っていきたい。
▼阿部 由香里 バイアスロンコーチ
今日のレースは銃装具のトラブルが原因で本来の力を出し切る事ができませんでした。ここスウェーデンにきて、寒さの為、チーム内で銃トラブルがあり、本日は充分な対処ができず、このような結果になってしまいました。
また、今回はロング種目で4回の射撃がある中、回を重ねる中でミスショットを修正しなくてはならなかったのですが、久保選手は修正能力面で経験不足という事もあり、ペナルティーを抑える事ができませんでした。
佐藤選手は1回目に2発失敗したものの、2回目以降の射撃をペナルティ1で抑える事ができ、射撃に関しては冷静に対処できたと思います。
修正の冷静な判断は非常に重要な事なので、この反省を生かし、今後のドイツ、世界選手権に繋げていきたいと思います。