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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第2戦 最終日の結果
女子立位の太田渉子が3位入賞!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第2戦が、2月15日からスウェーデン・ソルフィテオで開催され、大会最終日の男女クロスカントリースキー・スプリント・フリーが行われました。
日本からは4選手が出場し、太田渉子選手(日立ソリューションズ)が3位入賞を果たしました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下のとおりとなります。
【IPCノルディックスキーワールドカップ第2戦:スウェーデン大会最終日】
■開催日/2月19日(土)
■スタート時間/午前11時
■時差/日本より‐8時間
■開催地/スウェーデン・ソルフィテオ
■天候/晴れ 気温/-20℃ 雪温/-16℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・スプリント・フリー
■競技方式/予選を行い、準々決勝、準決勝、決勝を行なうノックアウト方式。
予選上位16人が準々決勝へ。準々決勝上位8人が準決勝へ(4人1組を4レース)。
準決勝は4人1組で2レースを行い、各レース上位2人が決勝へ進出。
決勝は4選手により行う。
■男子
▼立位の部
新田 佳浩(日立ソリューションズ) 8位
佐藤 圭一(エイベックス・エンタテインメント)11位
[優勝:キリル・ミハイロフ(ロシア)]
■女子
▼立位の部
太田 渉子(日立ソリューションズ) 3位
[優勝:アレクサンドラ・コノノバ(ウクライナ)]
▼視覚障害の部
鹿沼 由理恵(ディー・エイチ・エル・ジャパン)6位
ガイド/莅戸 剛仁(北海道旭川盲学校教))
[優勝:ミカリーナ・リソワ(ロシア) ガイド/アレクセイ・イワノフ]
■談話
▼太田 渉子
今日のレースを振り返って、ロシア・アンナ選手をターゲットに挑んだが予選の滑りを見て、アンナ選手が予想以上に不調だったので、ウクライナ・アレクサンドラ選手に切り替えた。
準決勝は、19秒前にスタートしたポーランド・カトジーナ選手をゴール手前で抜くつもりで臨んだが、600m付近で抜くことができ、余裕を持って通過することができた。
決勝は、スタート直後、ターゲットにしていたアレクサンドラ選手の後ろを付いていき、1週目を通過したあたりで、19秒前にスタートしたカトジーナ選手に追い付いたが、コース幅が狭く、すぐに抜けず、もたつくうちに、アレクサンドラ選手に引き離されてしまった。その後、フィンランド・マイヤ選手とポーランド・カトジーナと競ったが、最後の下りでマイヤ選手に逆転を許し、3位でゴールとなった。
皆さんに応援して頂いて、スウェーデン大会最終日のレースで3位のメダルを獲得することができ、次のドイツ大会に繋がるレースになりました。ドイツ大会ではスウェーデン大会以上の良い成績を残せるよう、精一杯頑張ります。
▼荒井 秀樹 監督
スウェーデン大会最終日はストリートスプリントが行われた。街中の公園を利用してのレースで、観客も多く、障害者クロスカントリースキーを広く応援してもらうことのできたレースだった。今日のレースでは、新田佳浩ら4選手が出場したが、全員予選を勝ち上がり、新田佳浩が8位、佐藤圭一が11位、鹿沼由理恵が6位、そして決勝に進んだ太田渉子は3位と健闘した。
太田は、最後の直線でフィンランド・マイヤ選手に逆転を許したが、4月の世界選手権に向けて弾みにしたい。
スウェーデン大会、多くの皆様の応援をありがとうございます。引き続きドイツ大会に向けて頑張りますので、 選手たちにご声援をよろしくお願いいたします。