IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第1戦 1日目の結果
男子座位の久保恒造が3位入賞!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第1戦が12月10日にノルウェー・シューショーエンで開催され、大会1日目の男女バイアスロン・ショートが行われました。
日本からは5選手が出場し、久保恒造選手(日立ソリューションズ)が3位入賞を果たしました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下のとおりとなります。
IPCノルディックスキーワールドカップ第1戦:ノルウェー大会第1日
■開催日/12月10日(土)
■スタート時間/午前10時
■時差/日本より-8時間
■開催地/ノルウェー・シューショーエン
■天候/晴れ
■気温/-5℃
■雪温/-5℃
■開催種目/男女バイアスロン・ショート(男子7.5km、女子6.0km)
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数)。()は内訳
例)P=1(0+1)=ペナルティー1。(1回目+2回目)
■男子
▼座位の部
久保 恒造(日立ソリューションズ) 3位 27分59秒8 P=1(1+0)
[優勝:ペトゥシコフ・ロマン(ロシア) 26分50秒4 P=2(0+2)]
▼立位の部
新田 佳浩(日立ソリューションズ) 9位 23分25秒2 P=1(0+1)
佐藤 圭一(エイベックス・エンタテインメント) 13位 24分34秒4
P=1(0+1)
[優勝:キリル・ミハイロフ(ロシア) 21分52秒8 P=0]
■女子
▼立位の部
太田 渉子(日立ソリューションズ) 4位 26分57秒0 P=2(2+0)
出来島 桃子(新発田市役所) 5位 28分12秒8 P=4(1+3)
[優勝:ロゴヴィエツ・カタジナ(ポーランド) 24分03秒6 P=2(1+1)]
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■談話
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▼久保 恒造
毎年、シーズン第1戦の初戦は、競合選手たちのレベルを推し測る非常に重要なレースと位置付けている。その初戦を終え、走りに関してはレース後半の粘りが効いた。それは、夏場にレーサーで徹底的に走りこんだおかげで、スタミナがついたものと実感している。
射撃に関しては、初回の1発目を外してしまったが、2周目でどこまで追い上げられるか、気持ちをすぐに切り替えることができた。2回目の射撃前には今シーズンから弾痕表示を行ってもらったおかげで、思い通りの射撃をすることができた。
レース全般を通して振り返ると、もちろんトップは狙っていたが、ある程度は思い通りのレースを展開することができた。
今日はレース前半、消極的な部分もあったので、明日は1周目から積極的に攻めのレースを心掛けていきたい。
▼荒井 秀樹 監督
今シーズンの開幕戦、初戦のレースは、久保の頑張りで表彰台に上がることができた。
久保のレースを振り返ると、1回目の射撃を終えた時点で8位と出遅れたが2回目の射撃で満射となり、5位に上がった。その時点で3位の選手とは17秒差だったが、最後は走力で秒差の逆転を果たした。
幸先の良いスタートを切ることが出来たので、この戦いを弾みにして明日からのレースも日本チーム一丸となって戦いたい。
日本の皆様、応援ありがとうございました。