IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第2戦 1日目の結果
男子立位の新田佳浩が優勝!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第2戦が1月26日にアメリカ・ケーブルで開幕し、大会1日目の男女クロスカントリースキー・ロング・クラシカルが行われました。
日本からは3選手が出場し、バンクーバーパラリンピック金メダリスト、新田佳浩選手(日立ソリューションズ)が今シーズン自身初となる、日本チームとしても初となる優勝を果たしました。また、太田渉子選手(日立ソリューションズ)も2位入賞を果たしました。新田選手はIPCワールドカップ通算5勝目となります。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ第2戦:アメリカ大会第1日
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■開催日/1月26日(木)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/日本より-15時間
■開催地/アメリカ・ケーブル
■天候/曇り
■気温/1℃
■雪温/-2℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・ロング・クラシカル
(男子立位20km、女子立位15km)
■男子
▼立位の部
新田 佳浩(日立ソリューションズ) 優勝 1時間01分26秒6
佐藤 圭一(エイベックス・エンタテインメント) 13位 1時間07分22秒9
■女子
▼立位の部
太田 渉子(日立ソリューションズ) 2位 57分24秒8
[優勝:カタジナ・ロゴヴィエツ(ポーランド) 55分16秒2]
■談話
▼新田 佳浩
今季初戦のワールドカップノルウェー大会では、得意としているクラシカルレースで非常に悔しい思いをした。巻き返しを図り、挑んだ本日のレースでは年末年始に行った合宿の成果を発揮出来た事が、本日の結果に繋がった。
ノルウェー大会では不安の中でのレースが多かったが、今日、優勝したことで、取り組んできた事は間違いないと確認する事が出来たのは良かった。
大会はまだ1日目なので、2日目のバイアスロンレース以降も今の力をしっかりと出せるよう、頑張りたい。
▼荒井 秀樹 監督
クロスカントリースキー・ロング・クラシカルは、ソチパラリンピックの正式種目でもあり、各国チームとも重要視しているレースにおいて、新田が優勝したことはとても大きい。
特に、登りではリアルタイムでも他の選手を寄せ付けないレース展開を見せた。今後、平地や下りでのテクニックを更に強化していきたい。
日本チームにとっても大変意義のある1勝を挙げることができた。
多くの皆様の応援をありがとうございます。