IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第2戦 3日目の結果
女子立位の出来島桃子が2位入賞!男子座位の久保恒造は3位入賞!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第2戦が1月26日にアメリカ・ケーブルで開幕し、大会3日目の男女バイアスロン・ミドルが行われました。
日本からは4選手が出場し、出来島桃子選手(新発田市役所)が2位入賞、久保恒造選手(日立ソリューションズ)が3位入賞を果たしました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下のとおりとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ第2戦:アメリカ大会第3日
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■開催日/1月29日(日)
■スタート時間/午前9時30分
■時差/日本より-15時間
■開催地/アメリカ・ケーブル
■天候/晴れ
■気温/-10℃
■雪温/-9℃
■開催種目/男女バイアスロン・ミドル(男子12.5km、女子10km)
●競技方式
・予選なしの1ラウンドのみで競う
・射撃は1回5発を4回行う
・射撃のペナルティーは1発外すごとにペナルティーループを周回する
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数) ()は内訳
例)P=1(0+1+0+0)
=ペナルティー1(1回目+2回目+3回目+4回目)
■男子
▼座位の部
久保 恒造(日立ソリューションズ) 3位 46分38秒9 P=0
[優勝:ペトゥシコフ・ロマン(ロシア) 44分51秒0 P=4(1+0+2+1)]
▼立位の部
佐藤 圭一(エイベックス・エンタテインメント) 8位 40分51秒9 P=0
新田 佳浩(日立ソリューションズ) 12位 42分35秒2 P=4(0+1+1+2)
[優勝:キリル・ミハイロフ(ロシア) 37分24秒0 P=3(1+1+1+0)]
■女子
▼立位の部
出来島 桃子(新発田市役所) 2位 41分20秒6 P=0
[優勝:マイヤ・ヤルヴェラ(フィンランド) 40分54秒0 P=1(0+1+0+0)]
■談話
▼出来島 桃子
今日のレースで、射撃では練習よりもゆっくりと打ち、当てることを心掛け全て満射する事ができたのは良かった。ただ、風が吹くと影響を受けやすいので、今後、しっかりと対応できるよう、更に心掛けていきたい。
走りの面では、今持てるものは全て出し切り、この結果に繋げることができた。今後、練習から工夫をして走力を上げていきたい。
明日以降、今日のレースの反省も踏まえて、最後までしっかりと走り切ることを意識して、レースに挑みたいと思います。
▼荒井 秀樹 監督
本日のバイアスロン・ミドルは、男子が2.5km、女子が2.0kmを5周するレースだった。
その中でも、女子立位の出来島桃子が20発中満射という自己最高の成績で2位入賞したことは、今まで取り組んできた射撃トレーニングの成果が出た証拠だ。
企業に所属してトレーニングする選手と違い、全て自己負担し、一人でトレーニングを地道に続けてきた努力家の出来島桃子の価値ある2位入賞だ。
応援して頂いた新潟県のみなさんや、横山セミナーの草の根の会のみなさんの応援があって、今日の結果に繋がったと思う。
明日からのレースも引き続き、頑張って貰いたい。