IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第2戦 4日目の結果
女子立位の太田渉子が3位入賞!
***********************************
国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第2戦が1月26日にアメリカ・ケーブルで開幕し、大会4日目の男女クロスカントリースキー・ミドル・フリーが行われました。
日本からは3選手が出場し、太田渉子選手(日立ソリューションズ)が3位入賞を果たしました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
==================================
IPCノルディックスキーワールドカップ第2戦:アメリカ大会第4日
==================================
■開催日/1月30日(月)
■スタート時間/午前9時00分
■時差/日本より-15時間
■開催地/アメリカ・ケーブル
■天候/曇り
■気温/-4℃
■雪温/-9℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・ミドル・フリー
(男子立位10km、女子立位5km)
■男子
▼立位の部
佐藤 圭一(エイベックス・エンタテインメント) 19位 33分11秒7
[優勝:ブラディミール・コノノフ(ロシア) 28分00秒2]
■女子
▼立位の部
太田 渉子(日立ソリューションズ) 3位 18分15秒8
出来島 桃子(新発田市役所) 4位 18分22秒7
[優勝:カタジナ・ロゴヴィエツ(ポーランド) 17分00秒3]
■談話
▼太田 渉子
今日のレースは、自分のフィーリングとしては、身体が軽く、動けているつもりだったが、実際には心拍数も上げられず、全て出し切らずに終わってしまった感じが強く、悔いの残るレースだった。
アップの仕方、身体のケア、距離にあったピッチ走法といった部分で、しっかりと見つめ直して、まずは明後日のスプリント・クラシカルに向けて調整していきたい。
また、スケーティング走法に関しても、より良いものに改善していきたい。
▼大平 紀夫 ヘッドコーチ
ケーブルでの最終戦、クロスカントリー・ミドル・フリー競技が行われ、男子は2.5kmを4周、女子は2.5kmを2周するレースが行われた。
日本からは佐藤圭ー選手、太田渉子選手、出来島桃子選手の3選手が出場した。
男子立位では、佐藤が序盤から海外の選手に付いていけず、19位という結果に終わった。
女子立位は、太田、出来島で3位を争う展開になり、結果は太田が3位、出来島が4位だった。
フリーテクニック走法は、海外の選手との走力の差をなかなか縮めることができずにいる。バイアスロンもフリーテクニック走法で行われるので、海外の選手と比べてどこが違うのか分析し、早期改善に務めていきたい。
アメリカ大会は残り2戦、ミネアポリスでのレースとなるが、ベストを尽くして頑張って貰いたい。