IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第2戦 5日目の結果
女子立位の太田渉子が2位入賞!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)第2戦が1月26日にアメリカ・ケーブルで開幕し、ミネソタ州ミネアポリスに場所を移して大会5日目の男女クロスカントリースキー・スプリント・クラシカルが行われました。
日本からは5選手が出場し、太田渉子選手(日立ソリューションズ)が2位入賞を果たしました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ第2戦:アメリカ大会第5日
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■開催日/2月1日(水)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/日本より-15時間
■開催地/アメリカ・ミネアポリス
■天候/曇り
■気温/5℃
■雪温/0℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・スプリント・クラシカル
●競技方式
予選を行い、準々決勝、準決勝、決勝を行うノックアウト方式
予選上位16人が準々決勝へ進出。以降、4人1組でレースを行い、
各組上位2人が準決勝、決勝へと進む。決勝は4選手で行う。
■男子
▼座位の部
久保 恒造(日立ソリューションズ) 準々決勝敗退 ※予選 9位(予選タイム:2分18秒56)
[優勝:ロマン・ペトゥシコフ(ロシア)]
▼立位の部
新田 佳浩(日立ソリューションズ) 準決勝敗退 ※予選 7位(予選タイム:2分48秒41)
佐藤 圭一(エイベックス・エンタテインメント) 予選敗退 ※予選18位(予選タイム:3分10秒40)
[優勝:ヴェガード・ダーレ(ノルウェー)]
■女子
▼立位の部
太田 渉子(日立ソリューションズ) 2位 ※予選 2位(予選タイム:3分26秒14)
出来島 桃子(新発田市役所) 4位 ※予選 5位(予選タイム:4分02秒88)
[優勝:マイヤ・ヤルヴェラ(フィンランド)]
■談話
▼太田 渉子
決勝ではスタートからフィンランドのマイヤに出遅れてしまい、その後も、徐々に離されてしまった。レース全体を通した感想は、またマイヤにやられたというのを実感している。得意としているスプリントで、マイヤが実力を付けてきているので、危機感を感じている。
明日、レースは残っているが、最終戦となるフィンランド大会に向けて、しっかりと追い込んで練習を重ねていきたい。
▼荒井 秀樹 監督
本日のレースは、クロスカントリー・ロング・クラシカルで優勝した新田佳浩に期待したが、雪不足による平坦なコースプロフィールとなり、両腕を最大限に生かせる選手が断然有利となるレースになった。
ただ、ダブルポールの選手に負けないパワーを身に付けなければ、2014年ソチ・パラリンピックで勝利することはできないだろう。
今日の太田渉子は2位に入り、今の持てる力を出し切った感がある。しかし課題は前半良くても、後半に落ちてしまうスピード力と持久力不足にある。
また、決勝に残った出来島桃子、準々決勝で敗退した久保恒造、予選で敗退した砂糖圭一に関しても、スピード力不足が課題となっているので、次のワールドカップ フィンランド大会に向けて強化していきたい。
明日はクロスカントリー・ロング・フリーレースなので、チーム一丸となってアメリカ大会最終日となるレースを戦いたい。
皆様の応援をよろしくお願いいたします。