IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ最終戦フィンランド大会
3月22日にいよいよ開幕! 日本から代表選手7人が出場!!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)最終戦が3月22日にフィンランド・ボッカティで開催します。
日本からはクロスカントリー/バイアスロン代表の7選手が出場します。
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ワールドカップ最終戦スケジュール:
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【開催地:フィンランド・ボッカティ】
3月 22日(木)クロスカントリー・スプリント・クラシカル
3月 23日(金)クロスカントリー・リレー
3月 25日(日)クロスカントリー・ロペット・クラシカル
3月 26日(月)公式練習
3月 27日(火)クロスカントリー・ミドル・フリー
3月 28日(水)公式練習
3月 29日(木)バイアスロン・ロング
3月 30日(金)公式練習
3月 31日(土)バイアスロン・ショート
4月 1日(日)バイアスロン・パシュート
※スタート時間は現地時間、毎日午前10時の予定
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出場選手/監督・コーチ コメント:
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*プロフィール内 LWは障害のクラス分け記号
【選手】
■男子
▼座位(=シットスキー使用)
≫久保 恒造(日立ソリューションズ)
くぼ こうぞう/1981年5月27日/北海道美幌町出身/LW11:脊髄損傷
『今シーズン最終戦となりますが、これまで同様、バイアスロンに重点を置いて調整していきたいと考えています。
課題である滑りについては、クロスカントリーで良い結果を出し、バイアスロンに繋げていきたいと思います。
今シーズン後半戦にかけて、射撃タイムの短縮や、命中率が上がってきているので、この調子を維持していきたいです。』
▼立位
≫新田 佳浩(日立ソリューションズ)
にった よしひろ/1980年6月8日/岡山県西粟倉村出身/LW8:片腕障害
『今シーズン最後の大会では、とにかく来シーズンにつながる滑りをしたい。
特にクラシカルのロペット競技は、30kmと長いのでしっかりと最後まで技術を出すことができれば、勝利することもできると思っています。』
≫佐藤 圭一(エイベックス・エンタテインメント)
さとう けいいち/1979年7月14日/愛知県名古屋市出身/LW8:片腕障害
『今シーズン1、2戦では、これまでの自分のスタイルでは全く世界に通用していないため、最終戦では、滑り・射撃ともに新しいスタイルでチャレンジし ます。
今までやっていた事をゼロにして短期間でのスタイル変更は難しいものですが、2014年ソチパラリンピックに繋げるためと考えております。
目標は、引き続き自己最高位更新です!応援よろしくお願い致します。』
■女子
▼立位
≫太田 渉子(日立ソリューションズ)
おおた しょうこ/1989年7月27日、山形県尾花沢市出身/LW8:片腕障害
『前回のアメリカ大会から約1か月半、国内大会3戦と合宿で自分を追い込みました。ぎふ清流国体とバーサーロペットジャパンでは、今の自分の力量を把握でき、次の目標を定めることができました。
スピード練習では身体が軽く、 射撃は良いイメージを持ってトレーニングを積むことができました。
多くの方々の応援を私の力に変えて、優勝を目指します。』
≫出来島 桃子(新発田市役所)
できしま ももこ/1974年6月24日、新潟県新潟市出身/LW6:片腕障害
『前回のワールドカップから期間が開いており、この間の練習時間が少ないことが不安ですが、ワールドカップ最終戦なので、今まで練習してきたことをしっかり出せるようにしたいと思います。結果を出すことを目標に頑張りたいと思います。』
≫阿部 友里香(岩手県立盛岡南高等学校/日立ソリューションズJSC)
あべ ゆりか/1995年10月7日、岩手県山田町出身/LW6:片腕障害
『ワールドカップ最終戦フィンランド大会は、私にとって初めての国際大会です。11月からパラリンピックの合宿と高校の合宿を続けてきて、人並みには滑れるようになってきたし、沢山の大会に出場し、経験を重ねてきました。
最終戦では、今自分の持っている力を出し切れるような滑りをし、欲を言えば少しでも上位を目指していきたいです。そして、世界の壁の高さを肌で実感してきたいと思います。
応援よろしくお願いいたします。』
▼座位(=シットスキー使用)
≫江野 麻由子(秋田県大館市立第一中学校)
えの まゆこ/1997年10月21日、秋田県大館市出身/LW11:下肢障害
『私は初めて海外のレースに参加するので、自分の全力を出して走り切りたいです。
緊張するけど、精一杯がんばって、自己ベストを出せるようにしたいです。』
【監督・コーチ】
≫荒井 秀樹 監督(日立ソリューションズ)
『フィンランド大会で、新しい種目が実施されます。それはIPCロペット。
30kmクラシカル競技でIPCが初めて実施する長距離走です。この種目に、バンクーバー金メダリスト新田佳浩が挑戦します。もちろん、目標は初代チャンピオン。
また、東日本大震災被災地の岩手県山田町から高校生・阿部友里香(片腕障害)や秋田県大館市の中学生・江野麻由子(シットスキー)が初参加します。
ワールドカップ最終戦、チーム一丸となって戦いますので、応援をよろしくお願いします。』
≫阿部 由香里 バイアスロンコーチ
『ワールドカップ最終戦では、まずバイアスロン今季初の1勝を目指します。
これまでも2、3位と表彰台を維持する事ができましたので、最終戦はチームワームの執念で優勝を勝ち取り、年間総合ランキングでは男女それぞれ2位を目指します。』
※ワールドカップ最終戦フィンランド大会をもちまして、今シーズンのレースは全日程終了となります。チーム一丸となって戦って参りますので、ご声援の程、宜しくお願い申し上げます。