IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ最終戦 6日目の結果
男子座位の久保恒造、女子立位の出来島桃子が2位入賞!
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国際パラリンピック委員会(IPC)主催のワールドカップ(W杯)最終戦が3月22日にフィンランド・ボッカティで開幕し、大会6日目の男女バイアスロン・ショートが行われました。
日本からは5選手が出場し、男子座位の久保恒造選手(日立ソリューションズ)、女子立位の出来島桃子選手がそれぞれ2位入賞を果たしました。
日本選手の成績と各種目優勝者は以下の通りとなります。
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IPCノルディックスキーワールドカップ最終戦:フィンランド大会第6日
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■開催日/3月31日(土)
■スタート時間/午前10時00分
■時差/日本より-6時間
■開催地/フィンランド・ボッカティ
■天候/晴れ
■気温/-10℃
■雪温/-12℃
■開催種目/男女バイアスロン・ショート(男子7.5km、女子6.0km)
●記録内のPはペナルティー(射撃で外した数)。()は内訳
例)P=1(0+1)=ペナルティー1。(1回目+2回目)
■男子
▼座位の部
久保 恒造(日立ソリューションズ) 2位 24分53秒9 P=0
[優勝:ドミトリ・ロバン(ベラルーシ) 24分01秒6 P=0]
▼立位の部
佐藤 圭一(エイベックス・エンタテインメント)8位 21分28秒4 P=0
新田 佳浩(日立ソリューションズ) 12位 21分48秒9 P=1(1+0)
[優勝:ニルス エリック・ウルセット(ノルウェー) 19分36秒8 P=0]
■女子
▼立位の部
出来島 桃子(新発田市役所) 2位 20分11秒9 P=0
太田 渉子(日立ソリューションズ) 3位 20分44秒3 P=0
[優勝:マイヤ・ヤルヴェラ(フィンランド) 20分05秒4 P=0]
■談話
▼久保 恒造
今日は1回目の射撃で早打ちを意識し、リズムを作っていつもより攻めのレース展開となるよう、心掛けた。実際には、想定通りのレースを展開することができたのが今日の結果に繋がった。
明日はシーズン最終戦となるが、今日優勝したベラルーシ・ロバン選手に勝って今シーズンを終えたい。
▼出来島 桃子
射撃は確実に当てていって、走力に関しては無心で走り切ろうと臨んだレースだった。
そのレースでは、射撃はミス無く、課題の3周目でも走力が落ちないように心掛けて、がむしゃらに頑張り、2位に入ることができた。
明日はいつも通りの射撃を心掛け、走力面も最後まで諦めずに走り切りたい。
▼荒井 秀樹 監督
出来島桃子が2周目までトップのフィンランド・マイヤ選手と同タイムで争っていたが、最後の周回で僅かにかわされてしまい、惜しくも2位でゴールとなった。ここに来て走りが良くなっているので、明日のレースは期待したい。
明日は、本日のレース順位と障害の程度差によって計算された時間差スタートなので、久保、出来島には優勝のチャンスがある。最後のレースとなるので、勝利で今シーズンを終えたい。日本のみなさまの応援をお願い致します。