まず2.5kmを個人スタートで争う。
1時間後、その順位で、決勝5kmはスタートする。
通常、個人スタートだと誰が優勝したか分からない。
このパシュート(追い抜き)だと、先にゴールしたものが優勝。
見せる競技へ変化している。
シットスキー5km追い抜きレース、最初から白熱していた。
予選2.5km、9位と出遅れた久保恒造選手(日立ソリューションズ)。
クリス選手(カナダ)と27秒の差で大きく後退した。
本人も「え~、ほんとですか?」と。
スキートンネルの雪は滑らない。
決勝は、スキーを替えた。
クリス選手に27秒差でスタートし、決勝は23秒差まで詰め、5位と健闘した。
自己最高の順位だが、決勝の走りを予選でもしていれば、表彰台もあったと思うと悔しい結果だった。
データー分析担当の勝呂陽一スタッフ(日立ソリューションズ)が、すぐに動作解析を行った。
レース結果を可視化して、コーチや選手に伝える。
日本チームの強みだ。
5kmパシュートの久保恒造選手
二人の選手の動画をかけ合わせ分析できる
クリス選手との動作分析作業する勝呂スタッフ