3月3日から、ID選手の2013INAS世界スキー選手権大会がトルコで開催されます。
欧州をはじめ景気や経済状況が厳しい中で、1月に行われる予定だったIPCのノルディックスキー大会が2つもキャンセルになってしまいました。
こんな状況の中で、トルコは、ID選手のために、自転車競技やボッチャなどの大会を次々と開き、そして、2年連続でスキーの世界選手権大会も開催してくれます。
2020年のオリンピック・パラリンピックの招致活動の一環かもしれませんが、IDスポーツの国際化に取り組んでいるトルコに敬意を表したいです。
そして、いいニュースが入りました。
ノルディックスキーでのパラリンピックID復帰のためには絶対条件だった、クラスフィケーションのリサーチ作業が実現する運びになりました。
昨年末にIPCとINASの会議があって、この世界大会での作業を開始しないと、もう2018年の復帰は無理と言われていました。
一番の問題は、リサーチ作業を行う研究者グループの費用を捻出することでした。
そんな時に、トルコのIDスポーツ連盟から、以下のようなメールがINASへ届いたのです。
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ノルディックスキーID選手のためには、このクラス分けプロセスが非常に重要であることは承知しております。TOSSFEDは、第7回INASワールドスキーチャンピオンシップであなたが示したIPCとINASのコスト(宿泊代、飛行機代など)を全てカバーすると私が保証いたします。
よろしくお願いします。
エレン
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関係者の喜びと感謝のメールがトルコへ寄せられました。
トルコの皆様、本当にありがとうございます!!