とてもうれしく思い、皆さんにも"お裾分け"します。
角谷選手は、湯沢温泉のホテル高半で働いています。
高半は、川端康成が滞在して小説「雪国」を書き上げた老舗旅館で有名です。
井上監督のメールで、
「今朝、角谷の勤める高半ホテルにリザルトを送付すると同時、派遣に対する御礼と今後の活動への配慮をお願いしたところ・・・・」
「角谷から『おはようございます。FAXありがとうございます。昨日から職場に復帰してます。職場の皆から「おめでとう!!」と言ってもらいました。専務、女将が一番喜んでました。』と報告がありました。」とお礼のメールが来たとのこと。
力走する角谷真人選手
高半ホテルの従業員食堂に
選手からのお礼をもらうと監督やコーチは、本当にうれしいもの。
パラの身体の選手たちも、コーチたちの活動を当たり前と思わないように、いつも初心を忘れず感謝の気持ちを言葉で伝えてもらいたいと願っています。
ソチ大会の期間中にあったことでした。
ワックスコーチから、レース後一度も「ありがとうございました」とお礼を言わない選手がいると注意されました。
もちろん選手は感謝をしているのですが、言葉で伝えないと、このような誤解が生まれてきます。
真意ではなく、僕の教育が足りなかったと「本当に申し訳ない」と謝りました。
選手に伝え、わかってくれました。
「言葉で伝える」ことがとても大事です。
そんなことを改めて、気付かせてくれたIDチームや角谷選手に感謝です。
角谷選手の「おかみ」という表現も、すごい老舗ホテルに勤めるホテルマンの一人なんだな~って感心しました。
最後に、角谷選手からのメールです。
「おはようございます。 高半は学校が春休みに入り最後のスキーを楽しむお客で週末は大忙しです。
大会が終わって、4回ほどスキーに行ってます。
3月中はコースも使えるので3月中はコースに行きます。
明日も午後から3時間程度スキーをします。
家の周りは雪も沢山有るので4月半くらいまではスキーが出来そうです。」
世界大会に行って、大きく成長した角谷選手でした。