午後6時30分スタート。
午後から激しい雨が降りだした。
しかし、レース直前になって雨があがり、晴れ間も見えてきた。
それに、トラックが濡れているといい記録がでないと言われていたが、徐々に乾いてきた。
日本の渡辺勝(しょう)選手とロシアのシットスキー選手アレクシーと同組で、なんとか10分40秒の世界陸上A標準記録突破をめざした。
車いすレーサー競技は、自転車競技にも似ており、最先頭は空気抵抗を受けるため不利になってしまいます。しかし、記録を狙ったり駆け引きするうえで、先頭は交代しながら、ローテーションが回ってくる。
今日も、タイムを上げるためにローテーションしていたが、中盤、スプリットタイムが落ちてきた。
なんとかスピードを上げたい久保が先頭で引っ張ったが10分43秒でゴールだった。
25日のレースでは11分ちょうどだっただけに、今回は本当に惜しいレースだった。
中盤、ペースが落ちたので久保が先頭でペースを上げる
ラスト100m最後の力を振り絞る
しかし、11月から3月いっぱいまでシットスキーで頑張ってきた久保やアレクシ―は、本当に大健闘したと評価できる。
久保のレーサーのユニホーム、赤のSWIXのツーピースで「クロカンのユニホームで走ってる人、たぶん久保君だけでしょう・・・」と思った。