マイナス30℃を超える日もあったカナダ キャンモア。
今日の開幕戦、気温マイナス13℃を「今日は暖かいね・・・」と会話が出てしまうから不思議。
でも雪温はマイナス28℃で、足元から冷えて来るし、スキーが滑らない。
どの国も板の選定やワックスが難しい。
(開会式)
(各国のフラッグが並ぶ)
スタジアム会場を見に行ってみると、偶然、開会式のセレモニーが行われていて、アナウンスが悪いのか、参加していたのはロシア3人とカザフスタン4人のスタッフ数名。
そのまま通り過ぎるのも・・・気まずかったので、日本も僕一人で参加・・・
スタート前の忙しい時のセレモニー、選手は出れないし、スタッフも忙しい。
アナウンス行き届かない感じもあって、もう少し工夫が必要と思った。
レースは、シットスキーの久保恒造(日立ソリュ―ションズ)がまず先陣をきってスタートした。
10kmレースは、3.3kmコースを3周する。同じ障がいクラスのエンゾ(イタリア)やロメイン(フランス)に競り勝ち、クリス(カナダ)と勝負していた。久保は、ラスト1周順位を一つ上げ6位でゴール。後半の粘りの強さは健在だ。
表彰は、ロシアが4位まで独占し強さを見せつけた格好だが、久保もベスト8に入れる力を現在持っていると手ごたえを感じている。幸先のいいスタートだ。
(緊張するスタート前)
(10km6位と健闘する久保恒造)
立位の男子は、佐藤圭一(エイベックス)が10位、新田佳浩(日立ソリューションズ)は11位、ジュニア初参加の岩本啓吾 (岐阜・飛騨神岡高)は22位だった。
このクラスもロシアが4位まで独占。ベスト10にロシアが6人、カナダ、フランス、ノルウェー、日本の順で占めている。
スケーティングに苦手意識のある新田、岩本も最後まで頑張り、明日のクラシカル・スプリントへ?げることができた。
(佐藤圭一、10位と健闘する)
(新田佳浩、渾身の走りをみせる)
(岩本啓吾、22位でゴール)
女子は、太田渉子(日立ソリューションズ)、出来島桃子(新発田市役所)が出場、優勝を狙ったが、アレーナ(ロシア)に大 きく前を行かれた格好になってしまった。
下りから平地、緩やかな下り、各クラスの上位に入る選手は、ここがうまい。
練習の積み重ねで、下りや伸びのある滑走テクニックを磨くことは十分に可能なので、今日の太田2位、出来島の逆転で3位 は、価値がある。
(太田渉子、ゴールへ向かう)
(出来島桃子、逆転で3位)
(開幕戦フリー種目太田2位、出来島3位)
(笑顔の表彰式)
(地元メディアから取材を受ける )
明日からもレースが続く。
スタッフ、選手一丸となって世界と戦っていきたい。
日本のチームスポンサーや物心両面で応援を頂いている企業・団体の皆様に感謝し、引き続き頑張ります!!