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荒井監督の情熱日記
バイアスロンロングレース

ソチパラリンピック バイアスロンの最終戦、ロングレースが行われました。
阿部コーチの最後のレースです。
男子座位の久保恒造選手のメダルの期待をかけましたが、思うようにタイムが上がらず、悔しいですが、最後まで頑張って!6位入賞を勝ち取りました。
男子立位の佐藤圭一選手も満射で10位と奮闘しました。本当に頑張ってくれました!

女子立位の出来島桃子選手のレースは、競技運営の失態でトラブルになりました。
競技役員が誤って男子3kmコースを設定していました。ジュリーやTDもチェックをしていませんでした。
2周目からは女子2.5kmコースに直されました。
4周目までトップでしたが、最終周で、全ての選手に「同じ距離を走らせる」と判断したTDが他の選手が誤って周回した男子コースに誘導されました。
その結果、7位というリザルトが出されました。

日本チームとしては、本日のレースにおいて、出来島には一切瑕疵はなく、最終周で誤ったコースに出来島を誘導した事に対して、TDとジュリーメンバーへ強く抗議しました。
しかし、認められなかった為、明日、日本選手団として荒木団長名でIPCへアピール(上訴)する事にしています。

作業で、ローザにあるホテルへ行き、JPC事務所で作業をしてきました。山の宿舎に着いたのが午前4時。
疲れました。でも総務の勝呂さんは、その時間から選手やスタッフの「おにぎり」の準備、明日のレースの作業・・・寝ていません。
「疲れた・・」などと言っていられませんね。
チーム一丸となって!!

上訴文書を仕上げてゴンドラで帰る午前4時
上訴文書を仕上げてゴンドラで帰る午前4時

2014年3月14日 (荒井秀樹)
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