日本チームにとって、世界に誇れることがあります。
それは、優秀な視覚障害選手のガイドランナーがいることです。
金メダリストの小林卓司先生、小林選手、鹿沼選手等をガイドした大平紀夫先生です。
そして、B1ガイド新人、藤田佑平コーチです。
IPCノルディックスキーの世界でも、全盲選手のガイドをできるコーチは何人もいません。
ロシアは強いのですが、最近はスウェーデン、フランスにも優秀なB1ガイドが生まれています。
フランスでは、パラリンピックチームのガイドには、国から賃金がでるそうです。
大学生なら公休扱いにしてくれる制度があるとのこと。
選手の環境改善が大きく進んでいますが、一緒にトレーニングするガイドにも環境の改善が必要だと思います。
そんな中で、B1の高村和人選手の成長は凄く、ガイドの藤田佑平ガイドの力が大きいです。
旭川合宿での、小林先生からの動画をご覧下さい。
高村選手のゴーグルは光が入らないように黒く塗られています。
暗闇の中を、うねりもあるアップダウンのあるコースを、声を頼りに進みます。いい走りですね。