スキーホールで1時間50分、クラシカルテクニックのトレーニングです。
しっかりとしたスキーフォームを仕上げるために、ビデオを撮りながら指導する長濱ヘッドコーチ。
リレハンメル、長野のオリンピックで活躍した長濱コーチ、パラリンピックチームにとっては、憧れのスター選手で、いつも力強く、綺麗なフォームは今でも記憶にあります。当時、小林卓司コーチが「オリンピック選手と会話できたり、アドバイスをもらったりできることに感謝しないと」とパラ選手に語っていたことを思い出します。
そして、現在は、元オリンピック選手がヘッドコーチに就任して、パラリンピック選手をコーチしていること、当時を思えば想像できませんでした。
すぐにフィードバックして新田選手に説明する
出来島桃子選手に分かりやすくアドバイス
阿部友里香選手のフォームを撮影する長濱コーチ
また、オリンピックやワールドカップなどの国際大会でナショナルチームのワックスコーチとして活躍した佐藤勇治コーチも、現在はパラリンピックチームのワックスチーフコーチです。
片腕障害や両手に障害がある選手にとっては、グリップワックスを上手に仕上げるのは時間がかかります。練習中のワックス調整でも、佐藤コーチの指導をもらいながらワックスの勉強で、これも大事なトレーニングです。
片腕選手のバランスのいいフォームを追求して、今日もアドバイスが続きます。
選手のコーチングには、障害がある、なしは関係ありませんが、きめ細かな選手にあった指導が大切です。
今日の午後は休養で、明日からはバイアスロンのトレーニングが始まります。
シリンダーに200気圧の圧縮空気を空気入れで行うのですが、重く大変です。
時間をかけて入れましたが、腰が痛くなって、曲がったままに・・・(涙)
選手のグリップワックスを説明しながら丁寧に仕上げる佐藤勇治コーチ
シリンダーに圧縮空気、これが大変です