共同通信ニュースで、「JPCは6日、2020年東京大会に向け、指導者のオリンピックからの招聘や、有望種目の絞り込み、日本スポーツ振興センターとの情報面での連携強化などの立て直し策を進める方針を明らかにした」とのこと。
「リオパラリンピックが、史上初の金メダルなしに終わったことを受け、超党派のスポーツ議員連盟の会合で報告した」そうです。
このことは、パラノルディックスキーチーム等、もうすでに取り組んでいる競技チームもあり、コーチからは「大胆な改革が必要ではないでしょうか」との意見もあります。
ニュースでは、「JPCは東京大会で金メダル数世界7位の目標を掲げているが、競技レベルの進歩では世界に大きく後れを取っている。中森邦男事務局長は、残された課題で一番大きなものは、選手の日常的な強化の環境と練習場所の不足などの問題点を挙げた。今後、競技団体やパラリンピック出場選手への聞き取りも行い、戦略を練り直す」とのことです。しかしながら、金メダルを獲得している国は先進国だけではなく、トレーニング環境のない、予算もない途上国のパラ選手の活躍が凄かったです。
コーチや選手からも、JPCやJSCの別々にある「強化体制・組織」を一本化して、分かりやすい組織にすることも大事との意見も出ていました。今後の強化体制に注目しています。