イギリス卓球パラリンピックチームのコーチ、マット氏と知り合うことができた。
彼は、UKスポーツから給料をもらいながらパラリンピックコーチをしているという。
国からの公的助成金、選手の強化だけでなく、指導者の環境もだいぶ違うようだ。
イギリスでは、「障害者スポーツの環境はどうなのか?」聞いてみた。
「ロンドンパラリンピック強化、4年間の卓球チームへの強化費は、200万ユーロ(約2億4千万円)で、監督、3人のコーチの給料、トレーニング費用が賄われている。」
「UKスポーツでは、オリンピック・パラリンピックの強化を進めていて、選手の数や成績などで強化費を配分している」と言う。
日本では、パラリンピックチームの指導者への制度がなく、多くの方がボランティアで活動しているのが現状だ。
選手たちは、週5日間、6時間のトレーニング、年間30日間の合宿を行っている。
もちろん、監督らコーチたちも参加しており、三つの地域に分かれて、コーチ1名が担当している。
ちなみに、パラリンピックの金メダル報奨金は300万ユーロで、イタリア、フランスと同額だった。そして、コーチに同額でると教えてくれた。
日本においても、スポーツの環境が、どんどん変わっていくだろう。そんな予感がする。
ヨーロッパ、卓球は人気スポーツだ