障害者クロスカントリースキー 日本チーム
Go to English
プレス・取材ご依頼の方へ お問い合わせ サイトマップ
ホーム 日本チームを知ろう 選手・スタッフ! どんな競技なの? 大会情報・結果を見よう! 活動を見る スポンサーのご紹介 仲間のWa!
ホーム 荒井監督の情熱日記 新田選手の価値ある銀
荒井監督の情熱日記
新田選手の価値ある銀
クラシカル20kmレース、世界のトップ3が、前半からぶつかり合った。
新田佳浩選手(日立ソリューションズ)とイルカ選手(フィンランド)が同タイムで1位を争う展開になり、7秒差でキリル選手(ロシア)が追う展開。
タイムランチャーを操作する勝呂陽一スタッフから、通過順位とタイム差がトランシーバーを通じて入ってくる。

今日のイルカ選手は、身体も動いていて、いつも後半追い上げてくるタイプの選手。
新田選手は、前半逃げ切り、後半粘るタイプで、このレース、苦しい展開が予想された。
10㎞地点で、12秒差。13kmで24秒と離された。
コースの一番奥、急な登り坂にいた僕は、新田選手に「新田、2番手でいくぞ。キリルとの勝負だからな。いいか切り替えろ!」とターゲットを変更した。
3位のキリル選手と12秒差だった。

急坂を登る新田佳浩選手
急坂を登る新田佳浩選手

レースごとに順位が入れ替わる世界の3強
レースごとに順位が入れ替わる世界の3強

レース後、「足にきていた」と振り返る新田選手だったが、最後まで粘って走りきり、キリル選手との2位争いを勝ち取った。
取材などの多忙なスケジュールでトレーニング不足であったことは事実だ。
しかし、20代前半のオレグ選手(ロシア)、グレゴリー選手(ウクライナ)、マーク選手(カナダ)らは、新田選手には追いつけず苦しんでいる。
ラスト2kmで30秒差、キリルを大きく引き離しゴールした。

同じクラスの佐藤圭一選手(エイベックス・エンタテイメント)や鹿沼由理恵選手(DHLジャパン)もタフなコースを果敢に攻めた。
立位女子の太田渉子(日立ソリューションズ)も前半3位のポジションで頑張ったが、後半、アレキサンドラ選手(ウクライナ)に競り負けした。4位と健闘した。
太田選手にとっては、最終日のスプリントが面白いだろう。

健闘をみせた佐藤圭一選手
健闘をみせた佐藤圭一選手

莅戸剛人ガイドの声を頼りに登る鹿沼由理恵選手
莅戸剛人ガイドの声を頼りに登る鹿沼由理恵選手

3km地点の太田渉子選手
3km地点の太田渉子選手

このロングレース、粘っての新田選手の銀。チームにとって価値ある2位だ。
このソルフティオ、新田選手にとっては、初めてワールドカップに参加した思い出の街で、14年前の高校生新田佳浩がそこにいるようだった。

会場まで距離があり、急きょレンタカーを借りる。運転は勝呂陽一スタッフ
会場まで距離があり、急きょレンタカーを借りる。運転は勝呂陽一スタッフ

COOP様からの日本食提供でパワーをつける
COOP様からの日本食提供でパワーをつける

2011年2月16日 (荒井秀樹)
日本チームの選手・スタッフの紹介はこちらからご覧ください。
このページの上へ
荒井監督の情熱日記

[2016年]

10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月

[2015年]

12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月

[2014年]

12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月

[2013年]

12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月

[2012年]

12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月

[2011年]

12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月

[2010年]

12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月
障害者クロスカントリースキー日本チームウェブサイト制作・運営 協力 OFFICE TOMOE All Rights Reserved, Copyright(C) Cross Coutry Skiing for the Disabled JAPAN TEAM