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荒井監督の情熱日記
八戸では・・・
甲子園の準優勝校が揺れている。
ニュージーランド合宿中に、同室だった大平コーチが「甲子園どうなりましたかね?」とよく聞いてきた。
いつもはサッカー好きな大平コーチ、野球の話題はほとんどしたことがなかった。
そんな彼が、野球に関心があったのは、地元八戸から光星高校が出場していて、地元も彼も応援していたからだ。

僕は、八戸から代表校が出ているとは知らなかったので、
合宿期間中、彼のためにインターネットで甲子園の速報や試合結果を伝えていた。

そのうち、僕も、なんか情がうつってきて応援していた。
八戸の高校生たちも頑張って、地元や東北に元気を伝えていた。
ニュージーランドからの帰国後、まだ甲子園はやっていて、決勝戦もテレビで少し応援できた。

ところが、ニュースで凱旋ムードが一変・・・
地元や高校の先生方、本当に残念だと思う。
このインターネットやブログで、いろんなものが流れだし、先の「なでしこジャパン選手の飲み会での会話」の件もそうだが、子供から大人まで、なにかが、おかしくなっているような気がする。

自分の足元を見失ってはダメだ。
高校生になればもう「常識」ぐらいわかっているのだから、
せっかく盛り上がっているいろんなスポーツに水を差してはいけない。
そんな気がした。
2011年8月23日 (荒井秀樹)
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