世界の情報をアンテナを高くして収集しないといけないと痛感しています。蛯沢さんからは、日本でも数年前から取り組んでいる選手がいるとのことです。
また、語学力が大変に重要で、選手の理解力にも差があり、今後、若い選手たちには、英語力をつけていきたいと思います。
国内外の指導者の方々の、クロスカントリースキーの情報や最新の技術を共有できる、研鑽しあえる場があればいいのかなと思います。
SAJでは、2年に1度技術代表のセミナーがあり、ルールの改正や大会運営の事例などで議論していますが、できれば、コーチセミナーも開催していければいいのではないでしょうか。
カナダのクロスカントリースキーのコーチ資格は5段階に別れていて、レベル5が最高とのこと。もちろん、コーチ資格がないとチームのコーチができないそうです。
ロビン氏はレベル3とのことですが、実質的に、カナダトップレベルのコーチでしょう。
今回参加した日本チームのコーチ陣も、大変勉強になったと思います。
もう一つの成果は、この合宿に、正式にジュニア選手を参加させました。今シーズンからパラ・ジュニアチームを結成する予定です。パラのノルディックスキーの世界では、まだない試みです。
高校からクロスカントリースキーを始めて、2年目の阿部友里香が、「クロスカントリースキーが楽しいです」と言ってくれました。
もっと多くのジュニアにクロスカントリースキーの面白さを知ってもらおうと思います。
ロビン氏と阿部友里香