IPC NORDIC SKIING 2019 IPC Cross Country Skiing World Cup Sapporo, Japan

ワールドカップ最終戦が再び札幌で開催!

北京パラリンピックへ向けた第一歩が今はじまる

2018-2019シーズン 世界の強豪が札幌に集結

迫力のレースを応援してください!!

CO・OP共催2019ワールドパラノルディックスキー
ワールドカップ札幌大会

札幌大会の楽しみ方

今回の札幌大会は、2017年大会以来札幌で2回目の障がい者スキーの国際大会です。
競技のルールを知って、見どころをご確認ください。

■会場でのイベント

3月16日(土)に「パラアスリートと一緒に滑るクロスカントリースキー・バイアスロンチャレンジ」(体験会)を開催イベント実施概要はこちらよりご覧ください。
※お申込みは終了しました。
そのほかにも会場で体験コーナーを計画中ですので、是非ゲームの面白さを体感してください!

■関連イベント

市民の障がい者スポーツの普及拡大・理解促進を図るために、当大会の開催PRや障がい者スポーツ体験会を開催する予定です。
【期間】2019年 3月12日~17日
【場所】:札幌駅前通地下広場チ・カ・ホ北3条交差点広場

■競技を知ろう! クロスカントリースキーとは

クロスカントリースキーとは、上り、急斜面、カーブなどさまざまな地形で競う雪上のマラソンです。専用のスキーとストックを使って滑走し、タイムを競います。上り、下り、平地がそれぞれ約3分の1の割合になっているコースを走ります。札幌大会の種目では、ミドル(フリー)とショート(クラシカル)が行われます。男子、女子それぞれスタンディング(立位)、シッティング(座位)、、ビジュアリーインペアード(視覚障がい)のカテゴリーがあり、順位はリアルタイムの記録に障がいの程度に応じて設定されている係数を掛けた計算タイムで決定します。

◆クロスカントリーの走法:1 クラシカル走法

スキーを交互にキックして進む相互滑走が中心で、ダブルポールで押す推進滑走などもあります。

クラシカルの走法


◆クロスカントリーの走法:2 スケーティング走法(フリー走法)

スキーを逆八の字に開いてストックを後ろに押し出すように突き、片方の足をスケートのようにキックし、他方の足を滑らせます。

フリーの走法

■競技を知ろう! バイアスロンとは

バイアスロンはクロスカントリースキーと射撃を交互に行い、競技タイムと射撃の成績を総合して順位を決定します。札幌大会での種目は、ミドル(中距離)とスプリント(短距離)の2種目が行われます。競技の見どころは、力強い距離スキーの”動”と射撃の”静”のコントラスト。距離スキーによる呼吸の乱れを素早くコントロールし、正確に的を狙って引き金を引くという強じんな体力と精神力が問われます。

◆ゲームの進行について:1 ミドル(中距離)

クロスカントリースキーで走る間に射撃を4回5発ずつ合計20発行います。

バイアスロンミドル


◆ゲームの進行について:2 スプリント(短距離)

クロスカントリースキーで走る間に射撃を2回5発ずつ合計10発行います。

バイアスロンスプリント


■競技に使用する用具のご紹介

◆シットスキー

クロスカントリー、バイアスロンで下半身に障がいのあるシット(座位)の選手が使用するシットスキー。シンプルな作りながら軽さを重視し、軽ければ軽いほどスピードが出しやすくなります。障がいの程度により選手の姿勢も変わりますので、さまざまな形があります。

シットスキー


◆銃

●ビームライフル
視覚障がいクラスの選手が使用するビームライフル。標的を目で確認する代わりにヘッドフォンから出る音で的の位置を把握して射撃を行います。ターゲットは10m先に置かれ、5回ずつ撃ちます。標的から遠いときは「ドッドッドッ」という音が聞こえます。照準が近づくにつれ「トトト」という細かい高い音に変わり、ぴったり合うと「ピーッ」という非常に高い音になるので、その瞬間を素早く聞き分けて撃ちます。結果も音で知らせます。

レーザー銃


●エアライフル
座位、立位の選手はエアライフルを使用します。的までの距離は10mで、1回の射撃につき5発を撃ち、5つの的を狙います。弾が命中すると的のフタが閉まり、選手に結果がわかるようになっています。

空気銃


●標的
ビームライフルとエアライフルでは標的のサイズが違います。

ビームライフルとエアライフルの的

◆ガイド

視覚障がいの選手をサポートするガイドの存在
視覚障がいのある選手にはガイド(伴走者)が先導します。ガイドは声でコースやカーブ、下り、上りを伝え滑走します。選手の身体に触れることは原則として禁止されています。視覚に障がいがあっても競技に参加できるのは、選手をサポートするガイドの存在があるからなのです。


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