3月3日から開催されるINAS世界スキー大会で、IPCとINAS合同チームによるIDクラス分けのリサーチが始まります。
この研究チームの費用を、トルコ知的障害者スポーツ連盟が引き受けてくれており、実現することになりました。
過去、IPCやINASにこの研究チームの渡航費用や機材の経費がなく、前に進まなかっただけにとても感謝です。
INAS本部のジェフ氏は「これで2018ピョンチャンでID復帰が確実になったと思う」とメールがきました。
そのピョンチャンで2月に行われていたスペシャルオリンピックス冬季世界大会には、新潟の谷口先生がコーチとして参加しメールをいただきました。
「SOWGの競技レベルがとても高くなっていました。特にM1では、技術面でも、西村に匹敵します。また、5kmであれば西村より上・・?びっくりでした。谷口」とのこと。
日本IDを代表する西村選手クラスが数多く出場していたとのこと。
ノルウェーでも僕の友人のアンナがコーチとしてピョンチャンに行っていたし、ロシアなどINASには、あまり参加していない国には、レベルの高い男子選手が活躍しているようです。
ジャパラでは、IDにおけるクロスカントリースキーへの影響を測るスポーツテストをいくつか行いました。
IPCにおいて、このスポーツテストを実現するために、日本から提案をする予定です。
2日間の期間の中でしたが、ドクターやコーチの皆さんでスキーテクニックのテストを行いました。もちろんID選手もテストを受けてもらいました。
ビデオとドクターの所見、テスト結果をまとめ報告する予定です。IPC/INAS研究チームへの参考になれば幸いです。