バンクーバーでは、男子、女子のリレーがあったが、女子選手の減少で見直しが行われた。
障がいの重い選手も入れた男女ミックスのリレー(2.5km×4)と、障がいの軽い選手や男女が、なるべく誰でも出場できるオープンのリレー(2.5km×4)、2種目になった。
日本は、障がいの重い選手を入れたミックスリレーにエントリー。今回は10チームが出場。
ソチを占う重要な戦いだった。
1走の久保が飛び出し、シットスキーでありながら、スタンディングの選手と互角の勝負。最後の力も出し切り3位で繋いだ。
2走はフリーで、太田の走りに期待し、粘ってトップと1分差の5位でクラシカル新田へ、。同じ2走を走ったロシアのアンナに19秒やられた。
新田は、1.5km付近で4人抜きの区間1位の走りを見せた。
アンカーは各国とも男子スタンディングやブラインドのエースが控えていて、いかにアンカー出来島に貯金をして繋ぐかだ。
出来島との実力の差は、2分とみていた。
2位のスウェーデンに8秒差。3位のドイツに39秒差。4位のロシアに1分6秒差。
5位のノルウェーに1分14秒差。6位のウクライナには1分25秒差だった。
懸命に逃げる出来島に、チーム全員で応援した。
結果は、トップと1分15秒差の6位でゴール。
この種目、十分手ごたえを感じたレースだったが、各国とも力を入れてくるだろう。
世界選手権でも、リレーが行われ、この順位がランキングになり、本番ソチのスタート位置が来まる、大変重要なレースだ。
リレー1走の久保恒造、シットスキーでありながらトップと23秒差の3位で太田に
2走の太田渉子、トップと1分差5位で新田に繋ぐ
3走の新田佳浩、5位からトップになる激走
アンカーの出来島桃子、トップで逃げるが6位でゴール