シットスキーの部では、ロシアのラミール、イタリアのエンゾー、アメリカとのレース展開で、久保はシットスキーの改良と夏場のトレーニングで走力を強化し、互角以上の戦いができている。
昨年、エンゾ―には、同じコースで負けていたが、今回大きく引き離している。
「今はまだ本調子でない」という久保の今後のトレーニングとレースに期待したい。
射撃も、前回は37秒前後だったが、今回は、28秒、29秒となっている。まだ射撃タイムの短縮はできるだろう。
バイアスロン・ショートで久保優勝
太田は、5年ぶりの優勝で、本当に良かった!だが、本当に苦しい戦いはこれからだ。
今日のレースは、アンナ(ロシア)を追う後ろからのスタートで、今までだと引き離されていたが、今日は積極的に攻めて差を詰めていた。
1周目の1km地点で10秒勝っていたが、その後は一進一退の走力勝負だった。
それが、アンナにプレッシャーを与え射撃ミスを誘った。太田はノーミスで満射できた。しかし、射撃タイムは他の選手より多くかかっていたのが、今後の課題である。
コーチからも、「もっと上をめざしてほしい。」と期待されている。
トップを争う太田渉子(手前)とアンナ(ロシア)
他の選手では、出来島桃子は3位入賞、新田佳浩は4位、佐藤圭一は5位だった。
明日は、最終戦なので、チーム一丸となって全員表彰台をめざしたい。
出来島桃子の射撃
射撃練習する新田佳浩
阿部コーチが銃をセットし選手を待つ、隣は佐藤圭一