ワールドカップでは1日で行う場合が多いが、世界選手権大会とパラリンピックでは、シットスキーと分けて2日間で行われる。
今日のレース、男子は佐藤圭一、瀧上賢治、女子は出来島桃子、阿部友里香が出場した。
佐藤は、前半好調な滑りで、一桁の順位で5km1周目を走り、後半なんとか粘って11位でゴール。
明日からのバイアスロンに弾みをつけた。
10位以内を目標に激走する佐藤圭一
「1周目は、スキーがめちゃくちゃ滑りました」と話していて、
ワックスチームからは、「スピーディローラーを最後に入れた」とミーティングで報告があった。
今まで経験したことのないスウェーデンの湿雪で、雪温も0℃から+1℃。
気温も6℃と高い、一昨年、同じ時期に、同じ場所で-30℃あったのがウソのようです・・・
そして、雪がどんどん融けている・・・
ワックス担当する嶋田コーチ
世界選手権大会を8位以内を目標にしている阿部友里香は、前半、出来島桃子を上回るタイムで6位と健闘した。結果は、出来島が5位、阿部が7位。
スタートする出来島桃子は5位
ゴールして倒れこむ阿部友里香
ダブルポールで走りきった瀧上賢治は、苦しい展開で、このフリー種目ではスケーティングをできるよう義足の改良が必要。また重い義足を使用しているので、簡素化した軽量の義足がいいと思う。
スウェーデンの大腿切断の女子選手の義足はシンプルで、膝部分とシューズがなくスキーと一体型で大変軽く、スプリントでは優勝した。
ダブルポールで20kmを走りきった瀧上賢治
タイムチェックする勝呂陽一スタッフ
夜は、ロングレースの表彰式があり、疲れていない選手とスタッフで参加した。
久保選手、おめでとう!
久保選手の表彰式
ロングレースの表彰式左からエンゾ―、ローマン、恒造
日の丸を見上げる久保恒造
表彰式、久保銅メダルを祝福する女子チーム