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荒井監督の情熱日記
0.5秒の重さ
バイアスロン・ショートは、エキサイティングなレースだった。
強風が吹き、だれもがミスショットを覚悟していたが、ロシアの新鋭18歳のグレゴリーと日本の久保恒造が満射で、走力の勝負となった。
後2.5kで2秒差、この差を一進一退でゴールに向かい、ほぼ同着だったが、0.5秒差で2着、優勝を逃した。

アナウンサーが「close!!」と叫んでいた
アナウンサーが「close!!」と叫んでいた


惜しいレースではあったが、ロシア勢と比較すると、我々はまだまだ多くの課題を残している。 その一つは、射撃タイムの差でもあった。
ロシアのローマンは19秒、イレクとグレゴリーは17秒だ。初弾は11秒で、リズムは1秒台で2回とも安定している。

金メダルのグレゴリー(ロシア)は18歳の新鋭
金メダルのグレゴリー(ロシア)は18歳の新鋭


久保は、1回目は2弾目に吹いた突風を避けたので38秒、2回目は32秒だった。
単純に比較しても、2回の射撃でグレゴリーとは、36秒の差があることになる。
来年の本番に向けて、この課題は大きく、ロシアのライバルたちが沢山いて、風や雪などの自然環境の中でスキーでやローラーで競いながら射撃練習できるチームと、久保個人で無風の射撃練習している環境では、かなり難しい。
夏のトレーニングから、実戦的な練習を取り入れていく方向だ。

また、今回シットスキーのIPC検査が一斉に行われ、シットの高さが、より厳しくなった。
久保のシットも、高速化に向けて改良を加えていく。
このコンマ5秒の借りは、きっちり来年本番で返すためにも、我々は挑戦者であって、ロシア、ウクライナの壁を叩き潰す気構えをもって明日からのレースに臨んでいきたい。

久保選手の本番用のスキーを取り替える
久保選手の本番用のスキーを取り替える

佐藤圭一のスタート
佐藤圭一のスタート

太田渉子のスタート
太田渉子のスタート


夜の表彰式、屋外の夜空、とても寒かった。
表彰のある国は参加して当然だが、入賞者のいないアメリカ、フランスが参加していた。
(だから、USAチームと写真を撮った。)
ドイツは、自分のチームメイトの表彰が終わっても、全員が残っていた。
昔、日本も、まったく表彰なんかに関係ない時代、全員で必ず参加していた当時を思い出す。
ちょうど15年前のことだ。

二日続けての日の丸!
二日続けての日の丸!

夜のスタジアムでの表彰式、とても寒い...
夜のスタジアムでの表彰式、とても寒い...

アメリカチームと
アメリカチームと

2013年2月28日 (荒井秀樹)
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