車いすだけの陸上大会が1週間の期間に3大会行われました。
このシステムは、とてもいい方法だと思います。
記録の出やすいトラックを使用していることも海外の選手に人気だし、宿泊施設も脊損センターで、すべてが車いす対応になっています。
視覚障がいのタンデムやハンドサイクルのレースも同時に行われ、沿道で声援を送る人たちも多く、
ソーセージを焼いて、美味しいビールを飲みながら観戦して、日曜日を楽しんでいます。
ボランティアの方々も沢山いましたが、パラチームの大型トレーラーがあって驚きました。食事やメンテなどサポートしていました。
脊損センターにオリンピックメディカルセンターがある
スイスパラチームのトレーラー
僕たちのシットスキーの競技人口は、なかなか増えません。
障害のある方たちのウィンタースポーツの悩みもここにあります。車いすのマラソン選手からも「レーサーも、若手が少ない」との声も聞きました。
核となる選手を育成して、各機関や地域と連携した取り組みが必要で、障がい者スキー連盟やクロカン協会の役割が重要です。
日本チームもジュニアを発掘し、やっとパラ・ジュニアチームが作れるところまで来ました。
個人の力では限界があるので、将来に向けて、いろんなことを学びながら実践していきたいと思います。
ハインツ選手が大会を盛り上げていました
ヨーロッパはハンドサイクルが人気だ
視覚障がいのタンデムレースも行われた