国際知的障がい者スポーツ連盟(INAS)の役員で、オーストラリアのマリー・リトルさんが8月17日にお亡くなりになったと、INASから連絡が入りました。その後、JPCからもメールが来ました。
1998年からノルディックスキーのTDをしていますが、マリーさんは、2000年のシドニーパラリンピックで知的障がい選手の参加が認められ、その実現のために尽力されました。
INASアジア・オセアニア地域の会長もされ、現在は勇退されていましたが、突然の訃報に驚いています。
ちょうど僕の母と同世代で、会議で会うと「日本も積極的にINASに取り組むよう伝えてほしい」と語っていました。
当時、日本国内でも各地で行っている、または競技別の沢山の知的障害者スポーツの大会の取り組み等を説明した記憶があります。
現在は、INASアジアに2名の役員を派遣しています。
2012ロンドンパラリンピックで陸上と水泳、卓球が復帰し、冬季パラリンピックでも、IDクラスの復帰が望まれています。
マリーさんの遺志を受け継いでIDスポーツの発展を願っています。合掌。