2月13日から行われるIPCワールドカップ旭川大会。
旭川市の地元の皆さんや市役所、スキー連盟、様々な団体様の熱意で準備が進められています。
もうすぐとなりました。
アジアで初の開催となる旭川大会ですが、開催する側にたって、この世界選手権大会を見てみるといろんなことが見えてきます。
今までなんでもない掲示板も白樺の木で作られていたり、車いすからシットスキーに乗り換えるところにはテントなどが用意されています。
また、使われていないテントがあったり、選手控え室用のテントも利用する選手が少なかったです。
トイレも2〜3台を4カ所にわけて設置していて、1カ所に集中しないようにしています。
観客は少ないのですが、町の小学校の生徒が応援に来てくれました。
でもレースのない日で、ちょっと残念でした。
インフォメーションボード
車いすが通りやすいように
キャビンの入り口
レースオフィス
レースオフィスのデスク
レースオフィスへはいろんな方が訪れる
各国へのレターボックス
ジュリー室
タイミング室
トイレ
使われていないテントもあります
選手控え室
ビブ
チップ
前走の子供たち
売店がでています
ボランティアの控えテント
ワックスキャビン
ワックスチーム
救護のテント
ここの食事は、とても質素で、みんなが「不味い」と言っています。
日本チームはCOOP様からの支援で日本のお米を炊き、選手をサポートしています。
大会側が用意しているお昼は、朝各自でサンドイッチを作り会場へ持って行きます。
果物も国毎に用意されています。
また、朝食・昼食・夕食の有無を国別の名簿で、各自がチェックする方法でした。
実にシンプルです。
ランチは朝ホテルで自分でサンドイッチを作ります
食堂入り口に名簿がありチェックします
ランチボックスには国毎に果物がでます
フラワーセレモニーや表彰式も簡単に行っています。
あまりそこには気を使っていないように思いました。競技会のリザルトだけは重要なのだが、
今回もなかなか仮発表がでない日もありました。
IPCのリザルトシステムが、どうもうまく行っていないようです。
フラワーセレモニー
リザルトボード
2年に1度の世界選手権大会が、このような内容なのでとても残念です。
毎年4カ国ぐらいで開催されるワールドカップも、各国の開催内容のレベルがマチマチで、やはり限られた予算範囲の開催となっています。
これからのIPC国際大会のレベルをもっと充実させていくには、沢山の課題があるようです。