競技を始める頃、阿部友里香のお父さんは「友里香にはバイアスロンをやらせたい」「射撃に向いている」とおっしゃっていた。
なぜかというとお父さんは、元自衛隊員で射撃の腕には自信があったとのこと。
そんな血のつながりを感じていたのか分からないけど、阿部友里香の射撃はセンスがいいと言われている。
今日のレースでは、4回の射撃。
1回目は2時方向に外しペナ1、この情報を聞いて2回目の射撃ではしっかり修正して満射。
3回目の射撃でも1発外し、弾痕の情報をコースにいるコーチから聞き、また修正して4回目は満射。
4回目の射撃、満射!
毎日夜は、部屋での射撃予習(弾を込めずに射撃姿勢や引き金を引く)を繰り返す。
バイアスロン2シーズン目の阿部友里香の指導は、
今シーズンから伝統校の旭大高校から日大スキー部、冬戦教のバイアスロン選手として活躍した沼田貴美コーチが専任で担当している。
もっと厳しいトレーニングに取り組み、レベルアップを期待している。
最終周回(2km)もロシアのナターリアに10秒やられていたが、コースにいた長濱一年コーチからも檄がとび5位に順位を上げた。
僅か0.4秒の逆転。
まだまだ強くなれる。
射座に入る阿部友里香
勢いよく飛び出して行く