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荒井監督の情熱日記
クラス分けとステイタス

昨日ご紹介した、パラカヌー世界選手権大会に出場し活躍した瀬立モニカ選手のコメントに
「今回のクラス分けでconfirmedになりました。」とありました。
ノルディックスキーでも、川除大輝選手が初めてクラス分けを受けました。
川除選手も「Confirmed」でした。

クラス分けを受けると障害に応じたクラスが決まりますが、クラスごとにステイタスが設けられています。選手が次回以降のクラス分けを受ける必要があるか否かの判断材料になるため、把握しておくことが必要です。

ステイタスの種類は、
・New(N):初めてクラス分けを受ける選手

・Review(R):過去にクラス分けを受けているが、今後の病状変化が予測されたり検査結果不足により確たる判定ができない選手。

*RでYearがついてない場合には、次回出場する大会でクラス分けが行われているときにクラス分けを受けなければならない。
また、Rで「in 2years」か「in 4years」がついている場合には、それまでの間にクラス分けを受ける必要は基本的にはないが、付された年に大会に出場するときにクラス分けを受けなければならない。

・Confirmed(C):病状が安定しており、現状以上に病状変化が予測されにくい選手。

・Not eligible(NE):障害が軽すぎるてカテゴリーの範囲に入らない選手。

・Classification not completed(CNC):クラス分けに非協力的でクラス判定できない選手。
があります。

クラス分けは、パラリンピックならではのシステムです。
このクラス分けを知っておくのも、パラリンピックを応援する上で面白いと思います。

2016年5月21日 (荒井秀樹)
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