1レースごとに選手たちには成績の順位ごとにポイントが与えられ、その合計点で総合優勝を争う。
1位は100点、2位が80点・・とポイントが決まっている。
まだ2レースだけど、トップは新田佳浩選手(日立ソリューションズ)、145点。
今日は、レッドビブ(ランキング1位の選手)で走った。
結果は、レース序盤に、ふくらはぎを痛め、途中棄権をも考えたが、最後まであきらめないで完走した。
結果は10位で26点。
キリル選手(ロシア)が2位80点になり合計210点で総合1位。
新田選手は、総合171点で2位をキープしている。
IPC総合ランキングは、シーズンを体調を崩さず、成績上位をキープし表彰台を重ねていかないと総合表彰3位以内に授与される地球儀のクリスタートロフィーは難しい。
大平ヘッドコーチも、新田選手に期待を寄せている。
「フリーテクニックの得意な外国勢に、急な登坂でどれだけついていけるかが勝負のカギだったが、新田は負傷しながらも20kmを完走することができた。今後も粘り強い滑りで、ワールドカップチャンピオンを目指してほしい。
また、太田は1分前にスタートしたフィンランド・マイヤ選手を追いかける状況だったが、タイム差をなかなか縮められない展開で、結局、追いつくことができずにレースを終えた。クロスカントリースキー・ロングは自分との戦いでもあるので、苦しいときでも最後まで諦めない強い精神力が必要であると痛感したレースだった。」
痛みをこらえて完走しワールドカップポイント獲得