連戦連勝のロシアのイレク選手にバイアスロンで勝ったことは、極めて大きい。
バイアスロン3試合を見ていて、気付いたことがある。
ロシアの監督イリナ氏のチームは射撃が得意だ。相当トレーニングし、しっかりと射撃を行っている。
彼女のチームは、立位女子のアレーナ、シットのイヴァン、立位男子のオレグやジュニアの選手たち。
一方、イレクや立位のアンナは別のクラブで活動し、大会での宿舎も違うし、大会期間中のコーチやサポートも違う。
これは、選手の報奨金と同じ金額がコーチにも出る制度をとっている事から選手たちやコーチがバラバラなのだろう。
その結果、イレクやアンナのバイアスロン射撃は向上していない。
最強を誇るロシアだけど、なにかここに「弱点」がある。
チームが大きくなりすぎて、チームワークが機能していないようだ。
日本は、網走の応援で久保選手、新潟胎内の応援で出来島桃子選手(新発田市役所)が射撃の練習ができ好成績に繋がった。
お金がなくても、地域の方々に支えられている、本当に感謝です。
(出来島桃子選手の射撃)
(佐藤圭一選手の射撃)
(久保恒造選手の射撃)