スウェーデンの寒さで、奥歯に力が入っていたのだろう。
とにかく痛くなった。飛行機でドイツに移動する時は、もうピークで顔半分が痛くなった。
バッファリンをもらったりしたけど、痛みが治まらない。顔もむくんできた・・
みんなが、病院に行った方がいいと言うので、
仕方なく村の歯医者さんに行くことにした。
ここでは、「歯を抜くか、薬を出すことしかできない」と言われ、
抜く覚悟で行ったんだけど、その先生の一言でなんだか、やめた。
やっぱり、海外の病院は、覚悟がいる。
薬をもらって飲んでいたけど効かない・・・
やっぱり、1時間半かけて大きい街の歯医者さんへ行くことにした。
歯ぐきを切って、根を取り除き、化膿している膿を出さないと・・・
(山を超えてPassauの歯医者さんに行った)
(歯医者さんへ行く)
やけにリアルな手術説明書で、歯の根に入れている綿棒みたいな絵が、痛々しい。
とにかくもう痛いので、早くやってほしかった。
2度目の麻酔が痛かった。「フッガ」と声をだしてしまった。
たぶん、この先生、日本人は初めてだと思うと、
こちらもサムライ魂で、我慢した。
(図解入りの説明書と同意書)
歯の根の方は切断できなかった。菌が骨まで行く可能性があるという。
看護師さんが、1週間後に抜糸しなければならない糸がいいか?
それとも3週間で自然となくなる糸がいいか?と聞いてきたので、
また痛い想いするの嫌だから、
ちょっと弱気に、「3週間後・・・」と答えた。