中国、カザフスタンが欠席し、15か国が、スポーツフォーラム(総会)に出席した。
ソチ・パラリンピックでの競技種目やルールなどが決められた。
特に日本からは、ロシアとともに、ID選手復帰に向けた準備に関する動議をだした。
しかしながら、賛成少数(4か国)で同意を得ることができなかった。
IDコーチの井上さんや事務局の花沢さんに連絡をした。
きわめて残念。
特にロシアでは、ロシアパラリンピック委員会が中心になって、ソチに向け、IDクラスをなんとか実現したいと国内で活動をしていただけに、その落胆ぶりは計り知れない。
ロシア監督イリナ氏は、「信じられない」と語った。
世界大会開催中に行われた選手会において、ID選手復帰に消極的な意見や、否定する選手が多かったことも影響したようだ。
日本では、一緒に活動しているが、他の国では、パラリンピックチームとIDチームは競技団体組織も別で、全く別に活動しており、コーチや選手間に交流がないことも挙げられる。また、長野パラリンピック以降、クロスカントリースキーID選手たちが激減したことも背景にある。
このような、なにも知らない現状では、合意することは難しいと実感した。
ただ、2009年のスポーツフォーラム(総会)では、日本だけが賛成だった。
今回は、4か国の賛成を得ることができた。ロシアも動議を出したことは前進で、ID選手と接点がないカナダ、ウクライナも賛成した。
INAS選手などのパラリンピックレベルのID選手がいる国でワーキンググループを作り、呼びかけることにした。
明日から活動を始める。ネバーギブアップだ!!