クラシカルを得意とする新田佳浩選手は、1本のスキーポールでも、グリップワックスを最小限にきかせて、ダイナミックなフォームで滑走するところにレースの面白みがあるし、真に勝負が左右される。LW6、LW8の選手たち全員そうだ!!
ところが、このコースは、グリップワックスを塗らずに、ダブルポール(キックを入れずに、両手で押す走法)のみでいけてしまうコース。
キャプテン会議で、コースの変更を申し入れしたが、今回は時間がないので、このまま行きたいとのこと。
足に障がいのあるLW4やLW9の選手、ロシアのキリルやノルウェーのエリックには、断然有利だ。
障がいのハンデをパーセントで戦うならば、そのハンデがコースプロフィールにおいて公平になるようにしないといけない。
そのためにも、競技運営側には、IPCならではのこのルールの意味を、しっかりと理解して欲しかった。
クラシカル最後のレース。全選手、出場する!
チームリーダー新田佳浩の反骨精神に期待し、チーム一丸となって明日のレースに臨みます!!
キャプテン会議
コース変更を発言した