4月28日から5月4日の日程で、北海道旭岳クロスカントリースキーコースにて、カナダパラリンピックチームのヘッドコーチ、ロビン・マッキーバー氏を招聘して、パラリンピック選手たちを対象にクロスカントリースキーセミナーを開催します。
この事業は、日本パラリンピック委員会(JPC)の海外コーチ招聘事業に申請をしています。
ソチ対策・選手強化クロスカントリースキーセミナー実施要項
ロビン・マッキーバー氏は、長野オリンピックカナダ代表としても活躍し、引退後は、コーチとしてカナダチームを引っ張ってきました。
弟が、視覚障害者でブライアン選手。ロビン氏は彼のガイドとして、パラリンピックでも沢山の金メダルを獲得。
ブライアン選手はバンクーバーでは、パラリンピックだけでなく、オリンピック代表にもなるなど、日本でも有名です。
最近のカナダ・パラノルディックチームの躍進は凄く、シットスキーではクリスとコレット、スタンディングではマークが急成長しており、バイアスロンでもトップ3に入ってくる力を付けてきました。
この走力の強化について、ロビン氏から技術やトレーニング法、計画の立て方、指導のノウハウを教わります。
また、通訳は、蛯沢克仁氏(元五輪代表・青森県出身)にお願いし、充実した内容となっています。
今回のセミナーの大きな特徴は、選手たちがただ参加するのではなく、選手たちが、どんなことが知りたいのか?分からないことは何か?どんなことを学びたいのか?を準備段階から、選手たちで話し合い、計画しているところです。もちろん、実施責任者も選手たちで、会場や日時、内容も決めてもらいました。
コーチから与えられたセミナーや練習でなく、自分たちの手で考えて運営してもらいます。
春スキー日和の旭岳、どうですか?覗いてみませんか?