IPC NORDIC SKIING 2017 IPC Cross Country Skiing World Cup Sapporo, Japan

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石屋製菓2017 IPCノルディックスキー
ワールドカップ札幌大会

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石屋製菓2017 IPCノルディックスキー
ワールドカップ札幌大会

19. 03. 2017

【速報】IPCワールドカップ第4戦札幌大会クロスカントリー・ショートで新田佳浩が2位!

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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第4戦札幌大会2日目
クロスカントリースキー・ショート・クラシカルの結果

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国際パラリンピック委員会(IPC)主催の2017IPCノルディックスキーワールドカップ (W杯)第4戦札幌大会が3月19日に北海道の札幌で開幕し、大会二日目のクロスカントリースキー・ショート・クラシカルが行われました。
本大会は札幌市で初めて開催される障がい者スキーの国際大会です。実施競技は、クロスカントリースキーとバイアスロンの2種目。パラリンピック、世界選手権に次ぐこの国際大会には、世界15か国から約80名の選手が集結し熱戦を繰り広げます。

本日のレースには日本からは8選手が出場し、男子立位の新田佳浩(日立ソリューションズ)が2位、銀メダルを獲得しました。
男子視覚の高村和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭)、女子座位の新田のんの(専門学校札幌デザイナー学院)と女子視覚の中島由貴(長野県松本盲学校)が5位、女子立位の阿部友里香(日立ソリューションズJSC・大東文化大学)は6位に入賞しました。

また、男子立位の佐藤圭一(エイベックス・グループ・ホールディングス)は7位、川除大輝(日立ソリューションズJSC・富山県雄山高校)が8位、岩本啓吾(東京美装興業)が11位、星澤克(立命館慶祥高等学校)は13位でした。

以下、各カテゴリーの1位~6位までの入賞者と日本人選手のリザルトです。

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IPCノルディックスキーワールドカップ第4戦:札幌大会2日目
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■開催日/3月19日(日)
■スタート時間/午前10時00分
■開催地/北海道 札幌
■天候/快晴   ■気温/7℃  ■雪温/0℃
■開催種目/男女クロスカントリースキー・ショート・クラシカル
      男子立位・視覚・座位5km
      女子立位・視覚・座位2.5km

●競技会場:
西岡バイアスロン競技場(札幌市豊平区西岡)

●大会ウェブサイト、Facebook
http://japanteam.jp/wc2017/index.html
https://www.facebook.com/paranordicwcsapporo/

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【男子】
▼立位の部
1位 ベンジャミン・ダビエ(フランス) 12分19秒7
2位 新田 佳浩(日立ソリューションズ) 12分54秒3
3位 グレゴリー・ボブチェンスキー(ウクライナ) 13分04秒3
4位 マーク・アレンツ(カナダ) 13分25秒0
5位 イルッカ・トゥオミスト(フィンランド) 13分26秒1
6位 イーホー・レプトゥカー(ウクライナ) 13分48秒8

<日本人選手>
7位  佐藤 圭一(エイベックス・グループ・ホールディングス) 14分09秒8
8位  川除 大輝(日立ソリューションズJSC・富山県雄山高校) 14分09秒9
11位 岩本 啓吾(東京美装興業) 15分01秒7
13位 星澤 克(立命館慶祥高等学校) 15分27秒9

▼視覚の部
1位 ジェイコブ・アディコフ(アメリカ) 13分00秒9
   ガイド:ソーイヤ・ケシュレム
2位 イウリー・ウトキン(ウクライナ) 13分48秒2
   ガイド:ルスダン・ペレコバ
3位 イアロスラブ・レシェンスキ(ウクライナ) 13分51秒3
   ガイド:アトゥ・ガガート
4位 オレクサンダー・カジック(ウクライナ) 15分17秒0
   ガイド:セルゲイ・クチェヤピー
5位 高村 和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭) 15分54秒6
   ガイド:藤田佑平(早稲田大学大学院スポーツ科学研究科)
6位 カイラット・カナフィン(カザフスタン) 17分04秒7
   ガイド:アントン・ザビノビッチ

▼座位の部
1位 マクシム。ヤロビー(ウクライナ) 14分12秒4
2位 クリス・クレブル(カナダ) 14分24秒9
3位 マーティン・フレイグ(ドイツ) 14分30秒7
4位 トゥリグベ・ラーセン(ノルウェー) 14分46秒6
5位 シン・ウィヒュン(韓国) 14分58秒8
6位 タラス・ラド(ウクライナ) 15分02秒8

【女子】
▼立位の部
1位 オレクサンダラ・コノノバ(ウクライナ) 7分52秒4
2位 ヘレナ・リパ(スウェーデン) 8分18秒2
3位 ユリア・バテンコバ(ウクライナ) 8分18秒5
4位 リュドマイラー・リアシェンコ(ウクライナ) 8分25秒7
5位 エミリー・ヤング(カナダ) 8分28秒5
6位 阿部 友里香(日立ソリューションズJSC・大東文化大学) 8分32秒8

▼視覚の部
1位 カリーナ・エドリンガー(オーストリア) 7分53秒9
   ガイド:ジュリアン・エドリンガー
2位 オクサナ・シスコバ(ウクライナ) 8分25秒5
   ガイド:ボルディミリィ・ヴァノフ
3位 ナタリア・ルバイスカ(ウクライナ) 8分49秒6
   ガイド:ラダ・ネステレンコ
4位 オルガ・フィルツカ(ウクライナ) 9分06秒6
   ガイド:ディミトリ・アルトミン
5位 中島 由貴(長野県松本盲学校) 14分23秒6
   ガイド:大平 紀夫(須坂市立須坂支援学校 教諭)

▼座位の部
1位 アンドレア・エスカー(ドイツ) 8分07秒8
2位 オクサナ・マスター(アメリカ) 8分20秒2
3位 アーニャ・ウィッカー(ドイツ) 8分57秒1
4位 セオ・ボラミ^(韓国) 9分38秒5
5位 新田 のんの(専門学校札幌デザイナー学院) 10分00秒2
6位 ザニール・バルタバイエーバ(カザフスタン) 10分48秒5

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【談話】
≫新田 佳浩 選手
(日立ソリューションズ)
今日は暖かい状況で距離も短いため、秒差の争いになると思っていた。
その中でスタートしてすぐに、転倒してしまったが、冷静に滑ることができ、途中からは徐々に引き離すことができたのは来シーズンに繋がるレースだと思う。
会場まで応援に来ていただいた方、支えていただいた多くの方に感謝いたします。まだ札幌大会はバイアスロンが続くので、引き続き応援をよろしくお願いします。

≫長濵 一年 クロスカントリースキーヘッドコーチ(日立ソリューションズ)
競技2日目の今日はクロスカントリーショート競技が行われた。
我々は男子立位の部に新田佳浩・佐藤・川除・岩本・星澤選手、女子立位の部に阿部選手、女子座位の部に新田のんの選手、男子視覚の部に高村選手、女子視覚の部に中島選手の以上9名を出場させレースに挑んだ。

天候にも恵まれベストコンディションで行われたレース、男子立位の部5kmクラシカル競技に出場した日本のエース新田佳浩選手が前半から積極的なレース運びを展開し、見事2位に食い込み銀メダルを獲得した。
今大会このレースに狙いを定めていただけにしっかりこの競技でメダルを獲得できたことは流石ベテランらしい貫録ある滑りだった。また、新田選手は今シーズン最終レースにもなり締めくくりにふさわしい形でレースを終えられたことは、来年のピョンチャンパラリンピック本番を見据えた上でも大きな自信に繋がる内容であった。

一方、他の選手8名も積極的なレースを心がけ挑んだが、後一歩及ばず入賞を逃した選手も多くチーム全体としても評価のできる内容であった。
新田選手の銀メダル獲得でチーム全体が一気に盛り上がり上向き傾向にある。この勢いを後半戦のバイアスロン競技に繋げ更にメダル量産をめざし引き続きチーム一丸となり頑張って行きたい。

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