IPC NORDIC SKIING 2017 IPC Cross Country Skiing World Cup Sapporo, Japan

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21. 03. 2017

【速報】IPCワールドカップ第4戦札幌大会バイアスロン・ミドルで出来島桃子が5位!

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IPC障害者ノルディックスキー ワールドカップ第4戦札幌大会3日目
バイアスロン・ミドルの結果

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国際パラリンピック委員会(IPC)主催の2017IPCノルディックスキーワールドカップ (W杯)第4戦札幌大会が3月18日に北海道の札幌で開幕し、大会3日目のバイアスロン・ミドルが行われました。
本大会は札幌市で初めて開催される障がい者スキーの国際大会です。実施競技は、クロスカントリースキーとバイアスロンの2種目。パラリンピック、世界選手権に次ぐこの国際大会には、世界15か国から約80名の選手が集結し熱戦を繰り広げています。

男子の各レースの優勝者は、立位ベンジャミン・ダビエ選手(フランス)、視覚イウリー・ビトキン選手(ウクライナ)、座位マーティン・フレーグ(ドイツ)選手。女子の各レースの優勝者は、立位オレクサンドラ・コノノバ選手(ウクライナ)、視覚オクサナ・シスコバ選手(ウクライナ)、座位オクサナ・マスター選手(アメリカ)です。

日本からは6選手が出場し、出来島桃子選手(新発田市役所)が5位、佐藤圭一選手(エイベックス・グループ・ホールディングス)と阿部友里香選手(日立ソリューションズJSC・大東文化大学)が6位、札幌出身の新田のんの選手(専門学校札幌デザイナー学院)が4位に入賞しました。
また、視覚の高村和人選手(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭)は8位、札幌出身の星澤克選手(立命館慶祥高等学校)は9位でした。

以下、各カテゴリーの1位~6位までの入賞者と日本人選手のリザルトです。

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IPCノルディックスキーワールドカップ第4戦:札幌大会3日目
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■開催日/3月21日(火)
■スタート時間/午前10時00分
■開催地/北海道 札幌
■天候/曇り   ■気温/4℃  ■雪温/0℃
■開催種目/男女バイアスロン・ミドル
      男子立位・視覚・座位12.5km
      女子立位・視覚・座位10km

●競技会場:
西岡バイアスロン競技場(札幌市豊平区西岡)

●大会ウェブサイト、Facebook
http://japanteam.jp/wc2017/index.html
https://www.facebook.com/paranordicwcsapporo/

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【男子】
▼立位の部
1位 ベンジャミン・ダビエ (フランス) 30分13秒5 P=2(0+1+0+1)
2位 マーク・アレンツ(カナダ) 30分31秒2 P=1(0+0+1+0)
3位 ニースエリック・ウルセット(ノルウェー) 30分44秒4 P=2(1+1+0+0)
4位 グレゴリー・ボブチェンスキー(ウクライナ) 31分18秒7 P=2(0+0+1+1)
5位 イーホー・レプトゥカー(ウクライナ) 33分34秒7 P=4(0+1+3+0)
6位 佐藤 圭一(エイベックス・グループ・ホールディングス) 33分43秒7 P=2(1+1+0+0)

<日本選手>
9位 星澤 克(立命館慶祥高等学校) 39分29秒5 P=11(3+3+1+4)

▼視覚の部
1位 イウリー・ビトキン(ウクライナ) 32分14秒1 P=2(1+0+0+1)
   ガイド:ルシアン・ペレコバ
2位 オレクサンダー・カジック(ウクライナ) 33分27秒3 P=3(2+1+0+0)
   ガイド:セルゲー・クチェヤビー
3位 デミトロ・シィーアーコ(ウクライナ) 33分51秒5 P=3(1+0+1+1)
   ガイド:イヴァン・マキシャク
4位 ゼバスチャン・モーディン(スウェーデン) 35分23秒4 P=6(2+0+2+2)
   ガイド:ヨハネス・アンダーソン
5位 アナトリー・コバレフスキー(ウクライナ) 35分25秒4 P=7(1+0+3+3)
   ガイド:オレクサンダー・ムクシン
6位 イアロスラブ・レシェンスキ(ウクライナ) 36分58秒0 P=9(1+3+2+3)
   ガイド:アトゥ・ガガート

<日本選手>
8位 高村 和人(岩手県立盛岡視覚支援学校教諭) 42分45秒5 P=5(3+1+0+1)

▼座位の部
1位 マーティン・フレーグ(ドイツ) 39分10秒5 P=2(0+1+1+0)
2位 タラス・ラド(ウクライナ) 39分50秒6 P=1(0+0+0+1)
3位 トゥリグベ・ラーセン(ノルウェー) 40分54秒3 P=3(1+1+1+0)
4位 シン・ウィヒュン(韓国) 41分17秒2 P=4(0+1+3+0)
5位 アンドリュー・ソール(アメリカ) 42分45秒8 P=6(2+1+1+2)
6位 リー・ジョンミン(韓国) 44分56秒8 P=8(1+3+3+1)

【女子】
▼立位の部
1位 オレクサンドラ・コノノバ(ウクライナ) 29分15秒9 P=2(0+2+0+0)
2位 イリーナ・ブイ(ウクライナ) 31分11秒8 P=3(1+1+0+1)
3位 リュードマイラー・リアシェンコ(ウクライナ) 31分42秒0 P=7(0+4+1+2)
4位 ユリア・バテンコバ(ウクライナ) 31分48秒5 P=2(0+1+1+0)
5位 出来島 桃子(新発田市役所) 32分04秒0 P=2(1+0+1+0)
6位 阿部 友里香(日立ソリューションズJSC・大東文化大学) 33分51秒8 P=6(2+3+0+1)

▼視覚の部
1位 オクサナ・シスコバ(ウクライナ) 31分31秒7 P=1(0+1+0+0)
   ガイド:ボルディミィリィ ヴァノフ 
2位 クララ・クラグ(ドイツ) 32分55秒8 P=1(1+0+0+0)
   ガイド:フロリアン・グリム
3位 オルガ・フィルツカ(ウクライナ) 37分43秒2 P=11(1+2+4+4)
   ガイド:ディミトリ・アルトミン
4位 ナタリア・ルバイスカ(ウクライナ) 41分50秒3 P=13(2+2+5+4)
   ガイド:ラダ ネステレンコ

▼座位の部
1位 オクサナ・マスター(アメリカ) 34分45秒4 P=3(2+0+0+1)
2位 アンドレアー エスコー(ドイツ) 35分29秒3 P=3(1+1+1+0)
3位 アーニャ ウィッカー(ドイツ) 36分41秒8 P=3(1+2+0+0)
4位 新田 のんの(専門学校札幌デザイナー学院) 45分24秒6 P=11(1+4+5+1)

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【談話】
≫出来島 桃子 選手
(新発田市役所)
昨日までの気温も高く、ザクザクした雪から一転して、気温も下がり堅いコースでのレースでした。バーンが堅い下りでのスキー操作の技術がないことを改めて感じました。課題は沢山ありますが、できることから1つずつ直していきたいと思います。
明日は今シーズン最後のレースです。応援をよろしくお願いいたします。

大和田 いつか バイアスロンコーチ(元陸上自衛隊 冬戦教)
本日は4回射撃で、非常に射撃の精度が重要となるレースでした。
初めての日本でのバイアスロンレースであり、また今シーズン最終ワールドカップということもあって、平常心を保つのがやや難しかったように感じていました。

その中でも、立位女子の出来島選手と立位男子の佐藤選手は、ペナルティー2と高い命中率を保つことができています。外れも非常に惜しいものだったので、そのまま明日の射撃につなげたいと思います。
阿部選手に関しては、前半2回の射撃は乱れていましたが、後半いつもの射撃に戻ってきていたので、明日は最初からしっかり当てていけるように修正します。
星澤選手については、射撃に関してはまだトレーニング量やレース経験も浅く、レースでの命中率が安定していません。今はとにかく1レース1レースを大事にして、経験を積んでもらいたいと考えています。
視覚男子の高村選手については、今年に入ってから好調だった射撃の成果を出し切れなかったので、明日はスピード勝負のレースとなりますが全て当てられるようにしたいと思います。
女子座位の新田選手は、4回射撃のレースは今日が初めてでした。転倒や他の選手との接触がありましたが、アクシデントにも冷静に対処し、初めてのロングレースを無事こなせたことは大きな収穫でした。バイアスロンの経験はまだまだ浅いので、今後に期待したいと思います。

本日も応援ありがとうございました。明日の最終レース・スプリント競技の方も、引き続き応援宜しくお願い致します。

▼各レースの優勝者の何人かからもコメントがありましたのでご紹介します。
オクサナ・シスコバ選手(ウクライナ):女子視覚の部1位
今日のレースは気分よくできたし、射撃も良かった。寒かったが1位になりたかったので良かった。

ベンジャミン・ダビエ選手(フランス):男子立位の部1位
良いレースだった。スキーも射撃も良かった。
風はまあまあだったが、全体的にはOKだった。

オクサナ・マスター選手(アメリカ)・女子座位の部1位
今日はトリッキーなコンディションではあったが、良いレースができた。

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