IPC NORDIC SKIING 2019 IPC Cross Country Skiing World Cup Sapporo, Japan

ワールドカップ最終戦が再び札幌で開催!

北京パラリンピックへ向けた第一歩が今はじまる

2018-2019シーズン 世界の強豪が札幌に集結

迫力のレースを応援してください!!

CO・OP共済2019ワールドパラノルディックスキー
ワールドカップ札幌大会

ニュース

CO・OP共済2019ワールドパラノルディックスキー
ワールドカップ 札幌大会

2019年03月13日

【速報】WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ札幌大会初日バイアスロン・ミドル

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WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ札幌大会初日
バイアスロン・ミドルの結果
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国際パラリンピック委員会ノルディックスキー(WPNS)主催の「CO・OP共済2019ワールドパラノルディックスキーワールドカップ 札幌大会」が3月12日に北海道の札幌で開幕し、大会初日のバイアスロン・ミドルが行われました。

本大会は札幌で2回目となるワールドカップ開催となります。パラリンピック、世界選手権に次ぐこの国際大会には、世界13か国から強豪選手が集結し熱戦を繰り広げています。今年度ワールドカップの最終大会であり、年間チャンピオンが決まります。

本日は午後の立位クラスの途中からから激しい雪となり、視覚クラスが終わるまで降り続きました。選手も急な地面の状態、射撃の視野の変化への対応力が問われるレースでもありました。

本日の各レースの優勝者は、男子立位はベンジャミン・ダビエ選手(フランス)、視覚はデミトロ・スアルコ選手、ガイドのバジル・ポタペンコ(ウクライナ)、座位はダニエル・クノッセン選手(アメリカ)です。
女子立位はオレクサンドラ・コノノヴァ選手(ウクライナ)、視覚はオクサナ・シュシコバ選手、ガイドのビラリー・カザコフ(ウクライナ)、座位はオクサナ・マスターズ選手(アメリカ)です。

日本からは2選手が出場し、佐藤圭一選手(エイベックス)が5位入賞、出来島桃子選手(新発田市役所)が7位でした。

以下、各カテゴリーの1位~6位までの入賞者と日本人選手のリザルトです。

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WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ:札幌大会1日目
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■開催日/3月13日(水) ■スタート時間/午前10時30分
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■開催地/北海道 札幌
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■天候/曇り、午後から雪、後晴れ   ■気温/4℃  ■雪温/0℃
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■開催種目/男女バイアスロン・ミドル
      男子立位・視覚・座位12.5km
      女子立位・視覚・座位10km

●競技会場:
西岡バイアスロン競技場(札幌市豊平区西岡)

●大会ウェブサイト、Facebook
http://japanteam.jp/wc2019/index.html
https://www.facebook.com/paranordicwcsapporo/

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【男子】
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▼立位の部
1位 ベンジャミン・ダビエ(フランス) 33分13秒2 P=0
2位 マーク・アレンズ(カナダ) 34分03秒8 P=0
3位 グレゴリ・ボブチンスキー(ウクライナ) 34分23秒2 P=0
4位 ニルス・エリック・ウルセ(ノルウェー) 34分43秒6 P=3(0+2+1+0)
5位 佐藤 圭一(エイベックス) 36分51秒3 P=1(1+0+0+0)
6位 サーヒル・ロマニュク(ウクライナ) 37分59秒4 P=3(2+0+0+1)


▼視覚の部
1位 デミトロ・スアルコ(ウクライナ) 42分25秒6 P=2(1+0+0+1)
   ガイド:バジル・ポタペンコ
2位 ヤロスラフ・レシュチンスキー(ウクライナ) 43分53秒5 P=2(2+0+0+0)
   ガイド:コスティアンティン・ヤレメンコ
3位 ビタリー・ルカネンコ(ウクライナ) 45分01秒1 P=2(0+1+1+0)
   ガイド:ボリス・バーバー
4位 アンソニー・シャレンコン(フランス) 45分42秒1 P=6(1+1+3+1)
   ガイド:シモン・バルベルデ
5位 アナトリ・コバレフスキー(ウクライナ) 46分21秒7 P=4(1+1+0+2)
   ガイド:オレクサンダー・ムクシン
6位 オレクサンダー・マクホトキン(ウクライナ) 51分27秒1 P=6(1+2+2+1)
   ガイド:デニス・ニクラン


▼座位の部
1位 ダニエル・クノッセン(アメリカ) 41分19秒5 P=1(0+1+0+0)
2位 タラス・ラド(ウクライナ) 41分36秒1 P=1(0+0+0+1)
3位 シン・ウィ・ヒュン(韓国) 41分36秒5 P=2(0+2+0+0)
4位 バジル・クラフチュク(ウクライナ) 42分17秒5 P=2(1+1+0+0)
5位 ユーミン・ウォン(韓国) 43分00秒9 P=0
6位 デレク・ザポチンスキー(カナダ) 45分31秒6 P=4(0+3+1+0)

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【女子】
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▼立位の部
1位 オレクサンドラ・コノノヴァ(ウクライナ) 32分26秒2 P=2(1+0+0+1)
2位 イリナ・ブイ(ウクライナ) 34分32秒7 P=1(1+0+0+0)
3位 エミリー・ヤング(カナダ) 34分55秒5 P=2(0+1+0+1)
4位 ブリトニー・フダック(カナダ) 34分59秒4 P=0
5位 リュドミラ・リアシェンコ(ウクライナ) 35分25秒4 P=6(1+2+1+2)
6位 ボーダナ・コナシュク(ウクライナ) 35分26秒9 P=4(0+2+0+2)

※日本人選手の成績
7位 出来島 桃子(新発田市役所) 38分50秒3 P=5(1+1+2+1)


▼視覚の部
1位 オクサナ・シュシコバ(ウクライナ) 42分27秒0 P=5(2+1+2+0)
   ガイド:ビラリー・カザコフ
2位 クララ・クルーグ(ドイツ) 43分21秒3 P=1(0+0+0+1)
   ガイド:マーティン・ハルト


▼座位の部
1位 オクサナ・マスターズ(アメリカ) 36分55秒8 P=0
2位 ケンダル・グレッシュ(アメリカ) 38分00秒5 P=1(0+0+0+1)
3位 アーニャ・ウィッカー(ドイツ) 42分26秒3 P=0
4位 リー・ドヨン(韓国) Did not finish P=7(3+2+1+1)

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【談話】

▼佐藤 圭一選手(エイベックス)
射撃で1発のミスが勿体無かった。全体的には悪くはないが、ほんの少しの環境の
変化でアタリがハズレになるバイアスロン。常に目標に掲げている命中率100%を、
毎レース出せる精神力と射撃の精度をもっと上げていきたい。

気温が高く、雪とコースのコンディションが変わりやすかったため、滑りでは硬
い場所を選んだコース取りを心がけた。

キックが沈まずスキーを滑らせられるコース取りで、海外の強豪選手と比べると
まだまだチカラの差を感じた。

滑りながらの判断力と雪の変化への対応力が、このコースでレース後に感じた課題。

明日のレースでは雪とコースの変化に敏感に対応し、良い判断で少しでもタイム
短縮に繋げ、パーフェクト射撃で表彰台を目指したい。


▼監督 荒井 秀樹 (株式会社電通)

スタンディング男子に出場した佐藤圭一選手は5位に入る健闘で射撃で20発中
19発を命中させミス1発で安定した射撃成績だが、明日のレースに向けて更に
上位をめざしたい。
今日のレースもトップ3はノーミスで、コンディションの悪い中でも力強い走り
ができており日本チームの走力面での強化も急務である。
女子の部では出来島桃子選手が出場し、ミス4発で命中率80%と課題を残した
結果だった。明日に向けては集中して臨みたい。明日は今シーズン最後のバイア
スロンレースとなるのでチーム一丸となって戦いたい。

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