IPC NORDIC SKIING 2019 IPC Cross Country Skiing World Cup Sapporo, Japan

ワールドカップ最終戦が再び札幌で開催!

北京パラリンピックへ向けた第一歩が今はじまる

2018-2019シーズン 世界の強豪が札幌に集結

迫力のレースを応援してください!!

CO・OP共済2019ワールドパラノルディックスキー
ワールドカップ札幌大会

ニュース

CO・OP共済2019ワールドパラノルディックスキー
ワールドカップ 札幌大会

2019年03月14日

【速報】WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ札幌大会バイアスロン・スプリント

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WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ札幌大会2日目
バイアスロン・スプリントの結果
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国際パラリンピック委員会ノルディックスキー(WPNS)主催の「CO・OP共済2019ワールドパラノルディックスキーワールドカップ 札幌大会」が3月12日に北海道の札幌で開幕し、大会2日目のバイアスロン・スプリントが行われました。

本大会は札幌で2回目となるワールドカップ開催となります。パラリンピック、世界選手権に次ぐこの国際大会には、世界13か国から強豪選手が集結し熱戦を繰り広げています。今年度ワールドカップの最終大会であり、年間チャンピオンが決まります。

本日は昨日とはうって変わった晴天の中競技が繰り広げられました。昨日の午後にかなりの降雪があり、雪面もより滑走しやすい状態でした。しかし不安定な風が吹き、射撃面での難しさが見られたレースでした。

各レースの優勝者は、男子立位はベンジャミン・ダビエ選手(フランス)、視覚アンソニー・シャレンコン選手、ガイドのシモン・バルベルデ(フランス)、座位はタラス・ラド(ウクライナ)選手です。
女子立位はオレクサンドラ・コノノヴァ選手(ウクライナ)、視覚クララ・クルーグ選手、ガイドのマーティン・ハルト(ドイツ)、座位はケンダル・グレッシュ選手(アメリカ)です。

日本からは3選手が出場し、佐藤圭一選手(エイベックス)が昨日に続き5位入賞、出来島桃子選手(新発田市役所)は8位、阿部友里香選手(日立ソリューションズ)は9位でした。

以下、各カテゴリーの1位~6位までの入賞者と日本人選手のリザルトです。

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WPNS障害者ノルディックスキーワールドカップ:札幌大会2日目
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■開催日/3月14日(木) ■スタート時間/午前10時00分
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■開催地/北海道 札幌
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■天候/晴れ   ■気温/5℃  ■雪温/-1℃
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■開催種目/男女バイアスロン・スプリント
      男子立位・視覚・座位7.5km
      女子立位・視覚・座位6km

●競技会場:
西岡バイアスロン競技場(札幌市豊平区西岡)

●大会ウェブサイト、Facebook
http://japanteam.jp/wc2019/index.html
https://www.facebook.com/paranordicwcsapporo/

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【男子】
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▼立位の部
1位 ベンジャミン・ダビエ(フランス) 18分16秒0 P=0
2位 ニルス・エリック・ウルセ(ノルウェー) 18分23秒5 P=0
3位 マーク・アレンズ(カナダ) 18分25秒6 P=0
4位 グレゴリ・ボブチンスキー(ウクライナ) 19分34秒3 P=2(1+1)
5位 佐藤 圭一(エイベックス) 20分57秒5 P=2(0+2)
6位 サーヒル・ロマニュク(ウクライナ) 21分01秒6 P=3(2+1)


▼視覚の部
1位 アンソニー・シャレンコン(フランス) 20分06秒9 P=0
   ガイド:シモン・バルベルデ
2位 ヤロスラフ・レシュチンスキー(ウクライナ) 20分42秒3 P=2(2+0)
   ガイド:コスティアンティン・ヤレメンコ
3位 アナトリ・コバレフスキー(ウクライナ) 21分03秒4 P=2(1+1)
   ガイド:オレクサンダー・ムクシン
4位 デミトロ・スアルコ(ウクライナ) 21分08秒1 P=2(0+2))
   ガイド:バジル・ポタペンコ
5位 ビタリー・ルカネンコ(ウクライナ) 21分45秒8 P=0
   ガイド:ボリス・バーバー
6位 オレクサンダー・マクホトキン(ウクライナ) 23分41秒9 P=5(3+2)
   ガイド:デニス・ニクラン


▼座位の部
1位 タラス・ラド(ウクライナ) 22分51秒9 P=0
2位 シン・ウィ・ヒュン(韓国) 23分12秒7 P=0
3位 ダニエル・クノッセン(アメリカ) 24分20秒3 P=3(1+2)
4位 マクシム・ヤロヴィー(ウクライナ) 24分26秒0 P=3(1+2)
5位 バジル・クラフチュク(ウクライナ) 24分44秒9 P=2(0+2)
6位 デレク・ザポチンスキー(カナダ) 25分26秒2 P=3(0+3)


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【女子】
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▼立位の部
1位 オレクサンドラ・コノノヴァ(ウクライナ) 17分40秒1 P=0
2位 エミリー・ヤング(カナダ) 18分32秒7 P=0
3位 ボーダナ・コナシュク(ウクライナ)) 19分18秒0 P=1(0+1)
4位 ブリトニー・フダック(カナダ) 19分20秒2 P=0
5位 イリナ・ブイ(ウクライナ) 19分35秒2 P=1(0+1)
6位 リュドミラ・リアシェンコ(ウクライナ) 19分52秒8 P=4(3+1)

<日本人選手の順位>
8位 出来島 桃子(新発田市役所) 22分11秒8 P=4(2+2)
9位 阿部 友里香(日立ソリューションズ) 22分25秒3 P=4(0+4)


▼視覚の部
1位 クララ・クルーグ(ドイツ) 20分45秒4 P=0
   ガイド:マーティン・ハルト
2位 オクサナ・シュシコバ(ウクライナ) 21分34秒3 P=4(2+2)
   ガイド:ガイド:ビラリー・カザコフ


▼座位の部
1位 ケンダル・グレッシュ(アメリカ) 21分44秒4 P=0
2位 オクサナ・マスターズ(アメリカ) 22分38秒8 P=3(1+2)
3位 アーニャ・ウィッカー(ドイツ) 24分48秒8 P=1(1+0)
4位 リー・ドヨン(韓国) 28分13秒1 P=3(3+0)


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【談話】
▼佐藤 圭一選手(エイベックス)
バイアスロンレースで射撃2回目に2発のミスが出た事が悔しかった。いつものTOP4のメンバーに勝ち切れなかった今シーズン。
ハズレの弾痕はカットだったため、このカットをどんな状況下においてもアタリにできる射撃姿勢をとれるようになる事、走力も細かい部分のテクニックでタイム短縮が課題。
来シーズンは射撃と滑りの完成度を上げてリベンジしたい。


▼監督 荒井 秀樹 (株式会社電通)
パラバイアスロンの最終戦、スプリントレースが行われました。
日本チームにとっては厳しいレース内容でしたが、その中でも健闘した佐藤圭一選手は悔いの残るレースでした。2回目の射撃も僅かにカットで的に嫌われたような2ペナルティになってしまったが、結果は結果で、更に精進して北京パラリンピックめざし、表彰台を狙えるように強化が急務です。新シーズンは元オリンピック選手で世界で活躍した小館操コーチ(元陸上自衛隊冬戦教)に新しくパラバイアスロン専任コーチとして招聘し新強化体制で臨んでいきます。

今シーズンのバイアスロンレースが全て終了しましたが、この結果を受け止めて来季に向けトレーニングを積んでまいります。今日も沢山の小学生や観客の皆様の熱い応援が力になりました。
皆様、ありがとうございまいた。

明後日から、クロスカントリーレースが始まります。引き続き応援をよろしくお願いします。
最後になりますが、今回のバイアスロンレースで選手の射撃サポートいただいた射撃指導員の松岡静雄氏(旭川市)に深く感謝いたします。ありがとうございました。

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